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2020.10.18 川崎Vs.名古屋

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11連勝の記録に挑むこの試合。

対戦相手は前回、連勝記録を止めた名古屋。とかなんとか、立派な記事は私に求められても困るわけで、ここではスタジアムで観戦していて気になったことを、あれやこれやと書いてみたい。

ただの1サポーターの意見なので、悪しからず。


この日は久しぶりにバックスタンド1階のチケットがとれたので、写真を撮っていても気持ち良かった。皆さんご存じの通り、川崎では鳴り物もまだNGで、拍手だけの応援スタイルが継続している。そうすると気になるのは、大きな一人言。

昔から気になっていた監督気取りおじさん。彼らは複数人いて、まるで少年チームの監督の様にあぁだこうだとダメ出しをしながら周りの人を不愉快な気分にさせていく。今回は見事に隣の席になってしまい、終始イライラ。声援はNGなのに、個人の声出しはOKだと思っているのか?かろうじてマスクはしているものの、1プレイごとに大声で文句を言う。とにかく「前だ前、前を向け」「そんなんだからダメなんだ」とか、「なんだぁ、憲剛だめだなぁ」とか、私では表現できないような嫌味な言葉を使い、たった1回のミスをあげへつらい、ひたすらチームに文句を言い続ける。今年の川崎のプレイスタイルを見ていれば、相手選手の目の前でボールをまわすことも、自陣深くからパスでボールを繋いでいくことも、ボールをとられてもそのあとの動きが大事なこともわかるだろうに。本当にこの人は、今年の川崎の試合ぶりを見てきているのだろうか?と疑問に感じてしまった。

声援がかけられないという事は、嫌な言葉を聞き続けなければならないという事。今までだって、こういう監督気取りな人はたくさんいたけど、自分が声を出すことで聞かないでいることができた。それが今はできない。Instagramに「負けている時に声援を送れない、スタジアムにいてこんなに辛い事があるか?」と投稿したことがあるが、嫌な言葉を90分間聞き続ける事も、精神的にはとてもツライものがある。

ゴール裏の立見席にはあまりそういう人はいなかったのに、バックスタンドの席をとったとたんに耳につくようになった。全席指定のホームAとはいえ、見る位置で観客層は大きく異なるようだ。

個人的には、このような状況でビジター席を設けるのはトラブルの元でしかない様に感じる。販売席数が増えたとはいえ、ホーム限定でもチケット完売が続いている状況で、ビジター席を販売する必要はあるのだろうか?対戦相手が、関東圏ならまだしも、これからの対戦は、離れたチームが増えるはず。その熱心なサポーターが関東で観戦して地元にコロナを持ち込んだ時に、このスタジアムでの有観客試合という興行は続けられるのか?

大阪に住む川崎サポーターの様に、毎年、ビジター観戦を楽しみにしていた人たちがいるというのは事実だ。それでも、ビジター観戦禁止とは言え、ユニフォームを着用せずにホームのチケットを購入して観戦する事は、事実上可能だし、実際にそうしている人もいて、トラブルになっているとは聞かない。(もちろんビジターユニフォームを着て観戦していれば怒られるし、実際そういう人を目の前で見た。)そこをあえてビジターとして販売するのは、大箱のスタジアムをホームにしているクラブのゴリ押しのように思う。スタジアムの50%をサポーターだけで賄えないから、ビジターサポーターを入れたいのではないか?

なにが正しいのかは、今の時点では何も言えない。

ただ、川崎の選手たちが笑顔で楽しそうにプレイしている姿を、目の前で見て、カメラに収められることが、とにかく嬉しい。今はDAZNで簡単に観戦することができるが、生でプロスポーツを見るという事。これに勝るものは無い。


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追記

どうでもいい話。
J1がつまらないのを川崎のせいにするな。と思うのは私だけか?たぶん、応援するチームも好きな選手もいない人なんだろうな。私が海外サッカーつまんねぇ~って言ってるのと同じ感覚なんだと思う。今年は野球も巨人一強だから、こういうイレギュラーな状態で勝ち続けられるチームっていうのは、何かあるのかもね。

巨人と川崎の共通点といえば、
チームの雰囲気がすごく良い事。

巨人は1・2・3軍の垣根なしに、良い選手はどんどん上がっていくし、ムードメーカー的なコーチや選手もいて、広報もうまい。川崎は今年はABチームという概念があまりなく、こちらもどんどん選手をまわして試合をこなしている感じ。今年は今まで以上に選手同士の連帯感を感じるし、インタビューを聞いていると、みんな同じことを言っていて、共通認識のもとにプレイしているのがよくわかる。広報や企画の上手さはいうまでもない。

結局のところ、私は楽しくプレイしている選手を見るのが好きだから、なれ合いではない本当に1プレイ1試合を楽しんでやっていることが伝わってくるチームは好き。

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