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「自分に矢印を向ける」~山根視来からみたフロンターレ

山根選手から見た2020年の川崎フロンターレ

凄く興味深い記事だった。数年前から鬼木監督や選手たちが言い続けている、「自分に矢印を向ける」という言葉。勝っても負けても、相手に原因を求めるのではなく、自分に求めていく姿勢。移籍組からしたら、やはりちょっと異質なのかもしれない。

負けている時ならば、「相手のあれが良かったから負けた」ではなく「自分たちのここが悪かった、もっとこうできるはず」という考え方。勝っている時であれば、「相手のミスで勝てた、勝てたから良い」ではなく「こうしたから勝てた、ここはもっとこうできる」という考え方。

最初に「自分に矢印を向ける」という言葉を聞いたときは、いまいち意味が分からなかったけど、最近すごくしっくりくる。選手が事あるごとに口にするのもあるけれど、ここ数年の強いFrontaleは、その意識の変革がもたらしたんじゃないかと思う。相手ではなく自分。勝ち負けに左右されずに、自分のコントロール下でフラットにプレイできる。

今のフロンターレ、すごく好き。


*追記*

自分の書いたものを読み返していて、ふと思ったんだけど、「自分に矢印を向ける」って言いだしたの、風間監督だった気がする。開幕からの連敗記録更新とか、辛い事も多かったけど、風間監督の時代があったから今があるんだと。辛い事だけじゃない。シルバーコレクターだってあきらめなければ、★★★★★になれる!あぁ、頑張ろう。


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