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わからないを解決!ひらがなひょう


支援員としてさまざまなタイプ・学年の
子どもたちに関わっている「とも先生」です。

今回は、ひらがなを書くのが苦手な子についてです。


「書くこと」が苦手なわけ

例えば、1年生の凸凹ちゃんは
言葉で自分の考えや思ったことを伝えることは
できますが「書くこと」が苦手です。

その理由は「ひらがな」を「覚えられていない」か
「覚えきれていない」からです。


どんなときに困る?

生活の授業の「あさがおのたねの観察」で
「絵」を描くことはできます。

でも、文字で「色・形・大きさ」などを
書く際に困ってしまいます。

聞かれれば答えることはできるますが
ひらがなが「わからない」ために
書くことができません。

「ひらがなひょう」を使おう

そこで、凸凹ちゃんが書くときに役に立つ
アイテムを紹介します。

ちびむすドリルの「ひらがなひょう」です。
https://happylilac.net/hiraganahyo-kakizyun.html#kakijun

国語や算数の時間はもちろんですが
道徳や生活、他にも「書く」ときに大活躍します。

感じたことを引き出すための声かけ

例えば
「どう感じた」と聞かれてもよくわからない凸凹ちゃん。

そんなときはまず、
1.子どもたちに感じたことを表現する言葉を選ばせます。

例えば「楽しかった」「おもしろかった」
「難しかった」などの選択肢を出します。

2.子どもたちが選んだ感情をもとに、具体的な
内容について質問をします。

例えば「楽しかった」と言った場合
「どこが楽しかった?」と質問します。

3.子どもたちが話した内容を短くまとめます。
「○○○○を作ったのが楽しかった」なら
さらに短く「作ったのが楽しかった」
とまとめます。

それは、字を覚えていない、書けない子にとって
文字数が多いと大変だからです。

4.「さあ、書こう」
ここで登場「ひらがなひょう」
ひらがなひょうを使って、一文字ずつ指をさして
一文字ずつ見て書かせます。

書けたら一緒に読んでみます。
これで完成!

ポイント!

・感じたことを少ない文字数でまとめること
・「がんばってかけたこと」をほめること
・書き順が違っても気にしないことです。
※国語のひらがなの練習ではないので
 そこは気にしないようにしましょう。

ぜひ、試してみてください。


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