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三つ子ママが見つけた子育ての楽しさ⑤~貴重な三つ子出産体験を大切にする。

<あいさつ>                            

私は、自分の子育てを楽しいものにしたいという理想のために『子供達との小さな幸せの日々』を大切にしてきました。しかし私だって最初は新米ママや新米三つ子ママで、分からないことだらけで失敗もありました。   『子育ての楽しさ』を見つけるまでには長い道のりがあり、その道のりは本当に必要だったのか?問う部分もあります。心理学を勉強したのは子育てが落ち着いてからになります。                     この『三つ子ママが見つけた子育ての楽しさ』シリーズは、実家が遠方にありワンオペ育児状態だった私の三つ子妊娠・育児中の話になります。楽しさ以前の『三つ子パニック』の話しや、私が見つけた『子育ての楽しさや自由』の話しです。(※私のnote内では、三つ子の妊娠・出産・子育て中に冷静でいられない状態を三つ子パニックと言わせていただきます。)    私の書くことが正しいというわけではありません。ぜひとも皆さんは皆さんにあった子育ての方法と子育ての楽しさを見つけてください。      ~子育て中の方も含め 皆が丁寧に生きられる世の中になりますように。~


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〈貴重な三つ子出産体験を大切にする。〉

病院に管理入院していた1か月間もおなかは膨らみ、腹囲は114cmになりました。お腹は大きくなると、ヘソが前に飛び出し”出ベソ”になる!って知っていました?そう、なったんです。  

私は帝王切開術を受け三つ子を産みました。手術前に背中に麻酔を打つわけですが、その麻酔の注射針を怖がる私の手を看護師さんは握ってくれました。手術は私の主治医をはじめ、麻酔科医・看護師さん・そして産まれて来る三つ子を担当する小児科の医師や助産師さん看護師さんが各3名ずつ待機し(約20名)、とにかくたくさんの人の中で私は三つ子を出産しました。
数分おきに三つ子がおなかから取りだされ、三つ子の大合唱が始まりました。

「おぎゃーおぎゃーおぎゃーおぎゃー・・・」(次男)
「ふにゃっふにゃっふきゃっふにゃっ・・・」(長女)
「おぎゃおぎゃおぎゃおぎゃおぎゃ・・・」(次女)

正常分娩のように長い間陣痛に苦しんだわけではありませんが、三人の産声を聞いたら安心して涙が出ました。妊娠35週で生まれた三つ子は2000g前後の重さで、多胎児にしてはわりと大きめのサイズで生まれました。それでも長男が赤ちゃんだった時と比べると凄く小さく感じました。

私のおなかを縫合している間に麻酔がきれて腹部に激しい痛みを感じるというアクシデントがありました。これから出産を控えている方は、ちょっとでも痛みを感じたらすぐに麻酔科医に報告してくださいね。(私はオペ室のスタッフに「(お腹の痛みは)気のせいです。」と流されたので、直接 麻酔科医に伝えたほうが良いと思います。)

三つ子は手術室から小児科病棟へ行き、私は産科にある元の病室へ(ベッドごと)運ばれました。手術室の前で待機していた夫は私の様子を見に来て、すぐに三つ子の入院手続きをするため小児科病棟へ行きました。大きな病院だと、産科と小児科病棟が離れていて移動が大変でした。

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