見出し画像

三つ子ママが見つけた子育ての楽しさ⑦~自分の子育てを肯定する。


<あいさつ>                            

私は、自分の子育てを楽しいものにしたいという理想のために『子供達との小さな幸せの日々』を大切にしてきました。しかし私だって最初は新米ママや新米三つ子ママで、分からないことだらけで失敗もありました。   『子育ての楽しさ』を見つけるまでには長い道のりがあり、その道のりは本当に必要だったのか?問う部分もあります。心理学を勉強したのは子育てが落ち着いてからになります。                     この『三つ子ママが見つけた子育ての楽しさ』シリーズは、実家が遠方にありワンオペ育児状態だった私の三つ子妊娠・育児中の話になります。楽しさ以前の『三つ子パニック』の話しや、私が見つけた『子育ての楽しさや自由』の話しです。(※私のnote内では、三つ子の妊娠・出産・子育て中に冷静でいられない状態を三つ子パニックと言わせていただきます。)    私の書くことが正しいというわけではありません。ぜひとも皆さんは皆さんにあった子育ての方法と子育ての楽しさを見つけてください。      ~子育て中の方も含め 皆が丁寧に生きられる世の中になりますように。~


本文→

<自分の子育てを肯定する。〉

退院してきた三つ子は、リビングに用意した1つの布団に3人横並びで寝かせました。初めて三つ子が我が家に来た時は、3歳のお兄ちゃんが 大喜びしてくれました。

三つ子を育てる時には、お兄ちゃんを育てた時の経験があったので どっしり構えて育児を開始することができました。3人が一斉に泣いたとしても その時にやってる家事をキリのいいところまでやり、泣いてる3人の所に駆けつけました。


しかし当時『サイレントベビー』という言葉が出て、メディアでも取り上げていました。
サイレントベビーとは表情が乏しく発語も少ない静かな赤ちゃんのことで、赤ちゃんを泣かせっぱなしにすることが原因という情報でした。メディアから流れてくるサイレントべビーという言葉を聞くと、育児中の私は不安な気持ちになりました。「泣かせ過ぎかな!?」と。


我が家の三つ子は、ほぼミルクで育てました。誰か1人が泣くと他の2人も目を覚ましミルクを催促します。そうなると私はキッチンへ走り3人分のミルクを作りました。ミルクが適温に冷めるまで5~10分かかり、その時間がとても長く感じることがありました。赤ちゃんが泣くたびに早く何とかしてあげないといけない!という気持ちになりました。

それが『サイレントベビー』という言葉が出てくると、夫に子ども達の面倒を任せても赤ちゃんの泣き声が気になり夫より先に赤ちゃんに手を出してしまうことがありました。産後のホルモンバランスの乱れもあったのでしょうが、寝ても覚めても赤ちゃんの泣き声に反応しやすくなっていました。


ここから先は

1,237字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?