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【決意表明】マサラタウンにさよならバイバイ

成功を夢見て、地元沖縄から旅だったのが19歳の頃

知り合いが誰もいない
大阪に2年間くらい住んでいた。
後に愛知県の自動車工場で働き
病んで入院し沖縄に強制送還された

そこから5〜7年くらいは沖縄に現在進行形で住んでいる。

大阪では3.2万円の家賃を払うのに
毎月心を砕いていた

仕事が続かなかったので
その日暮らしという言葉がまさにその通りで
松屋でたらふく牛丼食って
何とかエネルギーを保ち
仕事を辞めてまた探すということを繰り返していた。

そんな生活に終止符を打とうと
愛知に渡ったところ
5分で完結する作業を8時間やるという仕事で
見事に心身疲弊し
病んで沖縄に帰ることになった。

正直、沖縄には帰りたくはなかった

それは成功するまで
沖縄には帰らないと決めていたし、
運転免許も失効していたので
歩いていると沖縄では目立つし、何だか恥ずかしいし、
何より自分の中でそれは敗北宣言みたいなものだった。

そんな思いを抱えつつ、
7年くらいなんだかんだ住んでいる。

その間、5回以上は
沖縄を脱出しようと試みている。

東京に3回くらい。

愛知に2回くらい

福岡1回

どれも資金が底を尽き、
生活ができなくなり
帰らざるを得なかったからだ

仕事も全部中途半端に辞めたりした

『もう俺は沖縄で生きていくことが運命なのか』
『お金を持てる人は特別なんだろうか。自分はこのままなのか』
『自分はこれからどう生きていったらいいんだ』

そんな思いを抱えながら過ごしてきた。

ほんとについ最近まで

ふつーに地元に就職して、
ふつーに過ごすか。
自立すればそれでいいか。

そんなことを考えていた。

そんな中、こんな本と出会った



要約すると、
チーズを探す2人の小人と2匹のネズミ。

(このチーズは僕たちが欲しているものを表している。お金、健康など)

ある日たくさんのチーズを見つけて
そこに安住し安心しきっていた2人の小人。

しかしチーズがある日無くなる。

それを受けれられない2人の小人。

2匹のネズミはあまり頭は良くないが、
『だったら新しいチーズを探しに行こう』
と迷路へとすぐさま旅立つ。

しかし二人の小人は
なぜチーズがなくなったのかとか
居心地が良いこの場所を離れたくないという思い、
もしかするとまたチーズが表れるかもしれないという
淡い期待でその場にとどまることを選ぶ。

当然、チーズはやってこない。

不平不満、不安、ストレスで二人の小人はやせ細って言った。

そんな中、
2匹のネズミは迷いながらも
着実に歩を進めて
遂に見たこともない量のチーズにありつく。

2人の小人のうち、一人は
新しいチーズを探しにいくべきだと悟る。

もちろん、怖かった。
チーズが見つかるという保証はない。

しかし、後々気付くことになる。

居心地は良いが、チーズが無い状況よりも
チーズが見つかるかどうか分からないが探しにいく方が安全だということを。

小人のうちの一人は
迷いながらも、
怖がりながらも、
手がかりを道につけながら歩を進め
2匹のネズミがありついているチーズの山に辿り着く。

その頃には変化を楽しめるようになっていた。

冒険、万歳!

って感じ。

新しいものが欲しいなら、
新しい場所に行くこと。

そんな当たり前のことにも気づかせてくれる。

この物語から学べる教訓は

チーズがなくなったら
すぐさま新しいチーズを探しに行くこと。

僕は成功する!と意気込んで
大阪へ行ったが沖縄に帰ることになり
夢破れたと失意を感じる数年間だった。

やるべきことは

その夢にさっさと挑戦すること。
その準備をすること

だった。

成功したい、
年収1000万円になりたい、
そう思っていた。

この本と出会い、
その夢のために変わろうと思えた。

旅立とうと思えた。

年収1000万円になる。

そう思った時、
東京の不動産屋さんから
急遽採用をしているから応募しないかと
連絡があった。

シンクロニシティ。

この本を読んでいなかったら、面接すら受けようと思わなかっただろう。

即答で面接を申し込んだ。

まだ内定をもらったわけでは無いが

変化する。

地元を飛び出す。

新しい景色を見るために。

マサラタウン、さよならバイバイ

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