2024.01.01 センスは移動距離に比例する
新年、明けましておめでとうございます。
バカみたいに忙しい1ヶ月を終えました、ともむーんです。
11月末から数日前にかけて、久々にものに追われて忙しいなっていう感情になっていました。割合的には外圧的なものが半分、自分の意思によるもの半分くらいのですかね。
刺激量過多で困っている昨今なので、ざっと振り返り。
高校時代の友人が手伝っていた個展に伺ったり、無料の展示会で初めて芸術作品に感動してみたり、後輩の最終講評のために徹夜してみたり、超久々に設計っぽいことしてみたり、就活のついでにテート展を見に行ったり、未来のビッグアーティストの個展に伺ったり、重松象平の話に感動してみたり、高校の同期と飲んでみたり、研究室の同期と京都の上の方に行ってみたり、日本でいちばんホットなエリアを散策してみたり、千葉の先っぽで夕陽眺めてみたり。
軽く書き出しただけでもこんなにもあったのか、しかもほぼ1ヶ月くらいで。そりゃ忙しい訳だよ。その上、バイトと人の論文の手伝いとそこそこの課題と就活があるんだから。
忙しい自慢はこの程度にしておきます。
全然暗い話ではないんですけど、ここ数ヶ月生きるモチベがなくなっていました。別に自殺願望があるとかっていう訳ではなくて、生きてて全然楽しいこともあるけど、ただ単純に生きるのってめんどくさいなって。生きてるだけでもなかなかなコストもかかるし。
これ自分にとって、本当に暗い話ではないけど、けっこう深刻な問題でして。忙しかったっていうのもあってこんな思考に辿り着いているのかなとかも思ったりしてます。
そんな中で勝手に自分で興奮した出来事がひとつ、それが学内で開かれた重松象平さんの講演でした。
設計の手法とか、重松さんのものに対するアプローチとか、そういう話は次元が数個違って全くついていけないなって感じだったのでまあどうでもいいんですけど。何に興奮してたかって、重松さんが発注側の重要性を語っていたからなんですよ。
設計職を遥か昔に諦めて、発注側で仕事をしていくしかないんだろうなって思っていたここ数年、設計職に対する劣等感みたいなものが少なからずありました。けっこう口では語ってはいるものの、その虚しさをいちばん感じるのは当の自分。
そんな中で世界的な建築家から発注側の人間の重要性も説いていただけたのはとても励まされました。別に決して自分一人に向けられた言葉ではないし、そもそも人の言葉に感化されている時点で自分の器の大きさはたかが知れていますが。それでも、自分の考え方も間違っていなかったんだと、これまでやってきたことに意味があったんだと、浅はかながらも過去の行動が肯定された気がして、それが本当に嬉しくて。
”企画力”。これは講演での重松さんの言葉です。自分の理解としては、何かを生み出す力、創造する力、的なものとして捉えていますが、僭越ながら、講演後に企画力をつけるためにはどうしたらいいか、と質問させていただきました。
回答としては、新しいものにアンテナを張って敏感に反応すること、そして、そういう場所に足を運んで身を置くこと、とのことでした。回答の最後には、設計もわかってないとダメだけどねと釘を刺されましたが、ここでも自分の行動が肯定されたと勝手に思っています。
この辺の自分の解釈の都合の良さも大好きですが、そこそこ苦しみながらも行動し続けてきて本当に良かったなと。別に重松さんに肯定されたからって自分の現状が変わる訳ではないけど、生きるモチベーションが湧いてきたのは間違いありません。
そんな出来事があったのが、12月の中旬。
その直後にXであるポストが流れてきました。
設計云々はさておき、やっぱりそういうことなんだろうなと。
自分は動き回るのは多分人よりも得意だと自負してます。続けてきたことだし。
好きかどうかって言われるとけっこう微妙なラインで、行動原理としては焦燥感の方が全然強いけど、これからもやり続けようとより強く思えたし、やり続けねばとも思えた一件だったりします。基本的に自分の中から出せるアウトプットには限界があるし、自分の場合はそのレベルが人よりも低そうなので尚のこと。
そんなことを考えていた師走でした。生きるモチベがいつまで続くかはわかりませんが、モチベ云々言う前に今年も動き続けようと思います。
とりあえず明後日から東北です。けっこういろんな人に声を掛けてみましたがぼっちらしいです。悲しいですね。最近、電車に乗りすぎな気もしますが、やることは依然として溜まってたりするので暇は潰せそうです。
年末年始、まさかの充電器セットを丸々名古屋に置いてくるとかいう失態を犯したので少しデジタルデトックス気味ですが、シンプルな装備で東北を楽しんできます。名古屋に帰るまでは返信が遅くなりそうってことを先に謝っておきます。
最後に、2024の目標。
・御社内定
・海外旅行
・カメラ購入
今年のともむーんはこちらの3本でお送りいたします。
それでは皆さま、あけおめです、ことよろです。おしまい。
2024.01.01
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