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現実は幻想

こんなことを聞いたことはあるだろうか。

現実は、過去の自分の感情の産物だと。
いい気分でいると現実が変わると。
人はみな、自分の見たい世界を自ら作り出し、体験していると。

人生は、思ったようにしかならないと思っていた。
でも、現実は幻想と言われたとき、それをはるかに超えていて、そういうものなんだ程度で実際に腑に落ちるまで少し時間がかかったように思う。

安心する
ほっとする
リラックス
好きなことをする
無になる
いい気分でいると世界が変わった。

家族との関係が変わった。空気が軽くなった。食卓に笑い声が溢れるようになった。父親に関しては、別人のように感じた。パラレルワールドに迷い込んだかのような、そんな感覚。でも、彼は1ミリも変わっていない。

会社での人間関係も変わった。これは、距離のある働き方をしていることも影響しているかもしれないが、確実に変わった。いつもめんどくさいことをいう上司がやさしいと思えるほどにめんどくさくなくなった。これも彼は1ミリも変わっていない。

こんな風に現実が変わるのを目の当たりにして、いつの間にか腑に落ちていた。

現実は幻想。これを知っていれば、現実に入り込み過ぎず、自分の見たい世界が見られる。

もちろん嫌な現実を見ることもある。そんなときは、いつも以上に自分の心の声(感情)に集中する。嫌な現実は、自分の希望に気付くための絶好の機会という側面もあるから。
現実は幻想と思っていても、ついつい入り込んでしまうときもある。そんなときは、目の前でその嫌な現実が続いているかどうかを自分で自分に問いかける。目の前で繰り広げられていないことに改めて気付く。こんな風にして今に戻るようにしている。(ときには気持ちを堪能し、ふわりと浮き上がってくるのを待ったほうがいいときもあるけれど)

自分の機嫌は自分でとるしかない。どんな感情も受け入れて許すと、心の自分が満足する。好みの現実になる。(無理にでもいい気分でいましょうという常にポジティブということではなく、もっと自分の全てを受け入れて許してあげましょうという広い感じが伝わるといいな)

現実が幻想であっても、好みな現実を堪能したい。意図することで、現実は自分の好みに変えていけると思う。

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