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800分の1の奇跡

本日は朝6時34分の電車に乗り込み新しい職場のあるビルへ。
シュミレーションでの出勤練習です(自己練習)

当駅始発。いつもの場所には2ヶ月前と同じ顔ぶれが並んでました。
私が居なくても、毎日同じように時間は流れていたんだなぁ。

馴染みの顔は、特に言葉を交わすことはなく、いつもの席に座る必要はないのだけど、流れるように車内へ。

椅子取り合戦がひとしきり終わると発車。

この時間だと座れないということは一度もなくて。8年掛けて検証した結果ベストな電車なのです。

いつも隣になる男性と、斜め前に座る女性はどこまで乗るんだろう。通い慣れた駅を通過して、これまでの3倍の時間を掛けて通勤することになります。

最寄り駅を降りると、目的地まで地下通路でつながっていることが分かりました。面接の日、別の駅を使ったので今日まで知らなかった。雨の日が大嫌いなので嬉しい発見!

ただ、さすがに早く着きすぎて居場所がないので、この時間でも開いているカフェ探し!これまでは、早く着いても休憩スペースには入れたので、朝の時間は1人ゆったり過ごしてたのよ。

コーヒー代は必要経費だな(笑)

50を過ぎて、12年勤めた会社を退職する。
それも花束や寄せ書きをもらって記念写真を撮って見送られるような、そんな退職ではなく、誰にも告げることなく密にフェイドアウトするような去り方を選んだ。

自分でも想像していなかった結末です。

転職活動の話は、おいおい…。

最終的には、まだ新しい会社で、短期間で800人の応募が来ているという会社を選びました。書類選考に2~3週間掛かるという記載のある会社だったので、4月からの入社を目指していた私にとって、選択や準備に余裕のある会社として応募。

結果、翌日に書類選考通過の電話が掛かってきて、そこから権限のある人の面談があって、あっという間に内定を頂きました。

そのとき、書類選考が通過している会社と、一次選考が通過している第一希望の会社と、内定確定の会社の3社あって少し悩んだのだけど。

結果、なぜこの会社を選んだのかというと。

1つは800分の1。多くの応募者の中から書類に目を留めてもらえたというのはラッキーなことだと思えて。なんとなく、書類選考というのは他者と比較されるものだと思っていたけど、見つけてもらったという印象のほうが強かったから。

2つめは交わした言葉。
面接の日、間違って別の会社の受付の女性に声を掛けてしまった。
「その会社は、お向かいですよ。面接頑張ってくださいね」(にっこり)

「ありがとうございます」と向かいの扉をノックし偶然出てきた女性(一般社員の方)に話掛けると、すぐに取り次いでくださって

「待ってるからね」(ガッツポーズ)と笑顔で去っていかれ、雰囲気の良い会社だなぁと思った。

最後に面接官の方に「楽しみに待っていてください」(結果を)と言われて…不思議なことに

「待ってるから」「待っていて」って、気づいたら言葉の魔法を掛けられてしまっていました。そんな決め方でホント大丈夫??って…当の本人も思ってますけど?!

800分の1の奇跡に賭けてみることになりました。

#50代の転職活動




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