18th romance: 男と女の不都合な真実
2020.7.21 男と女の不都合な真実鑑賞。
男と女ってどうしてわかりあえないのか。男の人(女の人)ってなに考えてるのかわかんない。そんな考え方の違いを実感させられる作品。
仕事はできるけど恋愛はうまくいかない、少し夢みがちなバリキャリのアビーと、口がうまく、男なんてやりたいということしか考えていないんだと豪語するマイク。
正反対の性格、価値観のふたりが、ぶつかり合いながら、喧嘩しながら、最終的には惹かれていくという話。
アビーはスペックが理想の男性に出会い、マイクからアドバイスをもらい、彼がメロメロになるように行動していきます。
ビックリするくらい今までとは違う反応に、アビーは違和感を持ちながら「いい女」を演じていきます。
マイクは口ではいろいろ言いますが、仕事で自分のよさに気づいてくれたり、セクシーなドレスを着たりするアビーの姿に、気持ちを隠しながらもどんどん惹かれていきます。
そんな中、ハプニングがあり、お互いに好意があるのに気づきますが、さらならハプニングですれ違ってしまうふたり。
そんなふたりが対峙するシーンがこの映画のハイライト。
そのシーンでは気球にのりながら、男はこうだ、女はああだ、という一般論から、最終的にお互いが思っていたことをぶちまけていきます。
男は弱い、傷つくのがこわいだけじゃない。
女は男のことをチェックリストでしかみてない。
けっこうお互いの痛いところをついていくのですが、最終的にはお互いそれでも好きだということがわかり、ハッピーエンド。
でもそこに到達するまでもすれ違いがありつづけ、女と男の視点の違いに気づかされます。
女と男って当たり前だけど、全然ちがうし、考え方もものの見え方もちがいます。
そこを理解しあうのは難しいけど、お互い話し合ったり、理解しあおうというふうに素直に耳を貸してみたり。できることはきっとあるんじゃないかな。
そして、わからないけど気になったり、いつのまにか好きになってたり、そういうのが恋愛なのかなと。
男と女の考え方の違いをわかりやすくみせてくるラブコメで、考え方は違うけどそれでも恋愛してしまう、人間の不思議さを感じる作品でした。
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