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【シルバークラス対策】フランス🇫🇷前半

ワイン輸出額はダントツの世界1位のフランス🇫🇷ワインの学びにおいても最重要の国です。

地理については、シャンパーニュ、ブルゴーニュ、ボルドーの場所は地図で出ても答えられるように覚えておきましょう!(シャンパーニュはフランスのブドウ栽培の北限なので一番北、その下がブルゴーニュ。ボルドーは大西洋に注ぐ河口にあります。←だから輸出に強いのです🚢)

◼︎シャンパーニュ地方

シャンパーニュの原料ブドウ品種はシャルドネ(白)、ピノノワール(黒)、ムニエ(黒)です。覚えておきましょうね!

また、ブロンズクラスの復習になりますが、シャンパーニュの製法である「瓶内二次発酵」の流れも覚えておきましょう。瓶内で二次発酵させたのち、瓶内に残った澱を取り除くため「動瓶」と呼ばれる作業をして毎日ボトルを回し、澱を瓶口に集めていきます。その後瓶口を凍らせて、「澱抜き」します。最後に最終的な甘味調整のため「糖分調整」をして、「打栓」をして出荷されます。

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↑ちなみにパリからシャンパーニュは140km(東京〜熱海間くらい)の距離。行ったことのある方が口を揃えて素敵だったというシャンパーニュ地方、いつか訪れてみたいものです。

◼︎アルザス地方

ドイツとフランスの間で領主権が行き来したアルザス地方は、ドイツ文化の影響が色濃く残っています。ドイツといえば白、というイメージ通り、アルザス地方のワインも大半が白ワイン。フルート型のボトルをよく見ますよね。

ブドウ畑はヴォージュ山脈の東側丘陵にあり、ワインは主に単一品種から造られます。

白ブドウの主要品種はリースリング、ゲヴェルツトラミネール、ピノグリ、ミュスカ。ゲヴェルツトラミネール、舌を噛みそうな名前ですが、ライチと薔薇の香りがとても華やかな品種です。

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↑アルザスのゲヴェルツトラミネール。すっきりしたフルート型のボトルがいかにもアルザスらしい。

あとアルザス地方といえば有名なのがスパークリングワイン「クレマン・ダルザス」。フランスの家庭で消費されるAOCのスパークリング・ワインの第一位だそうです🍾

◼︎ブルゴーニュ

言わずと知れた世界的なワイン産地。なんといってもロマネコンティで知られるピノノワールが有名です。

ブルゴーニュで覚えるべき産地は、コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、ボージョレ。

▼コート・ド・ニュイ

最も偉大なブルゴーニュワインの生産地。ニュイとは「北」の意味で、「コート・ドール(黄金の丘陵地)」と呼ばれるワイン産地の北にあります。ピノ・ノワールから優れた芳香をもち長期熟成に耐える、素晴らしい赤ワインが生まれます。(赤ワインが90%を占めます。かのロマネ・コンティの畑もあります)

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↑コート・ド・ニュイ地区の8村は試験頻出でした(ワイン検定では覚えなくて大丈夫です!)これはジュヴレ・シャンベルタン、コート・ド・ニュイ地区で面積最大の村です。

▼コート・ド・ボーヌ

ボーヌとは「南」の意味で、コート・ドールの南側のエリアを指します。白ワインが40%とコート・ド・ニュイより多く、世界に知られた白ワインのグラン・クリュ(特級畑)があることでも有名。特にシャルドネで有名なAOCピュリニィ・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ、ムルソーがコート・ド・ボーヌにあるという点を覚えておきましょう!

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▼ボージョレ地区

マコンの南からリヨンの北まで55kmにわたり続く地区。11月の第3木曜日に解禁となる新酒ボージョレ・ヌーヴォーの産地としても有名ですね。(日本はボージョレ・ヌーヴォーの最大の輸出先だそうです!)
品種は「ガメイ」です。覚えておきましょう。

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↑ボージョレ・ヌーヴォーたち

フランス前半はここまで。後半に続く〜✈️



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