Day21. 【1人旅@大学受験の思い出】
21日目のお題は、「これまでで1番のチャレンジ」。
私の場合は、大学受験です。
「大学に入ったら心理学を勉強したい」とだけ決めていた高校生の頃。
大学の少ない地方で生まれ育ち、両親ともに高卒という環境もあってか、高校3年生になっても、大学についてほとんど知らない状態でした。
(どれくらい知らなかったかというと、早稲田や慶應大学が国公立なのか私立なのかすら知らなかった。)
模試ではひたすら「心理」や「教育」と銘打った学部学科を探してマーク。
なんか聞いたことある名前の大学だなぁ…と学習院を志望校の1つとしてマークした時には、模試の結果を見た父親に、点数よりも志望校の欄を「皇族の方とお近づきになるつもりか」と笑われました。(そうか、「皇室アルバム」で聞いたことがあったのか!)
分からないなりに大学のパンフレットを取り寄せ、心惹かれた大学を第一志望に決定。
その学校の模試はずっとD判定やE判定でした。
それでも、田舎の高校はのんびりしたもので、「模試なんてそんなもんだよ」と担任の先生は受験を後押し。
とにかく、朝から晩まで勉強しました。
受験のためには宿泊する必要があったので、両親とホテルを探して、高速バスも手配して。
人生初めての1人旅を、大学受験の旅として経験することになりました。
ホテルでは親と宿泊している受験生を見ながら「あんな甘ちゃんには負けない…!」と謎の闘志を燃やし(笑)、
Googleマップの無い時代、地図の縮尺が分かっておらず、試験前日の会場下見に向かって45分も歩き続け、
地元に帰る高速バスの予約時間をミスしたせいで、発車時間に間に合うために試験終了後に大急ぎで荷物をまとめて門を飛び出すなど、
肝心の勉強以外の思い出が強すぎる初1人旅@大学受験。
(ちなみに、全受験生の中でいちばん早く私が大学から立ち去ったはず!)
そんな無茶な受験をした私が無事に合格して、今は大学受験にも対応する塾に勤めているなんて、人生分からないものですね。
私が先生だったら、絶対どこかでストップをかけてると思います。
きっと、受験リテラシーも何もなかったからこそ成し遂げた合格。
怖いもの知らずのチャレンジをした昔の自分と、後押ししてくれた周囲の人に心から感謝です。
21日目、以上です!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?