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#31 教室中の親子が涙した最後の授業

2月5日。大畑 誠也さん。

「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」より。

大畑 誠也さん(1947年~)
九州ルーテル学院大学客員教授
(現在は退職されているみたいです)

想像しただけでも
涙が止まらなかった!
(実際この授業を受けたら、どうなってしまうのか)

私はちゃんと、両親に感謝のことばを伝えたことが
あっただろうか。

そりゃ、産んでくれて、育ててくれてありがとう。とは
何度か言ったことはあるけれど
果たして、両親にちゃんと伝わっているのかしら…

私が考える教育の究極の目的は「親に感謝、親を大切にする」です。
高校生の多くはいままで自分一人の力で生きてきたように思っている。
親が苦労して育ててくれたことを知らないんです。

大畑先生の最後の授業は
親に感謝しろ!と頭ごなしに言うものではなくて
本人たちに親の存在はありがたいもの。
大切にしなければいけないもの。
そう自然に思わせる。


「心の底から親に迷惑を掛けた、苦労を掛けたと思う者は、いま、お父さんお母さんが隣におられるから、その手ば握ってみろ」
(中略)
「その手がねぇ!十八年間おまえたちを育ててきた手だ。分かるか。
……親の手をね、これまで握ったことがあったか?
おまえたちが生まれた頃は、柔らかい手をしておられた。
いま、ゴツゴツとした手をしておられるのは、おまえたちを育てるために大変な苦労をしてこられたからたい。それを忘れるな」

教えるって、ただ言うだけでは足りなくて
ちゃんと相手に気付かせることが大切ですね。

伝える方法はいくらでもあって
相手が受け取れるように工夫をすることも大切。

そんなことも教えてもらえた気がする。


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