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姉のパンとその娘っ子のパンをもらう。娘っ子のパンの方がやさしかった。

最近、手作りおやつさえも、実は、内緒で、母の元へ返すようにしている。

母は、ありがたく「美味しい、美味しい」と言って食べる。

で、2月のある日に、出た〜、手作りパンシリーズ。

断ろうとしても、言い返す言葉を挟む隙間がないのである。

「これ、リエの焼いたロールパン。これ私の作ったパン」

と、それと、いつものダイソーで買った入れ物に小包装された、チョコかココアいり、なんとか。

娘っ子の焼いたロールパンは、中にチョコが入っていて、固くなってから食べるかと思い、レンチンしたら、ロールパンで、中のチョコが溶けて、あんこみたいになって、これは、やさしい。

姉の作ったパンは、渦巻き状になっていて、その上にチョコ粒とナッツを散らしてあって、レンチンするにも、ドロドロ状態になるし、固くても粒チョコをコロコロ落とし、そのまま、喉につかえそうになりながら食べた。


リエのパンの方が、断然よかった。人の気持ちがわかるパンだった。

姉のパンは、やたら飾り立てる。飾り立てるのが好きだ、だから、嫌いなのだ。

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