出産レポ🤰→👶

38歳にして初の出産を経験したワタシ。

こんな神秘的な体験を少しでも記しておきたい…！そう思いながら、ブログを書くのが本当に遅くなってしまったけれど、遅ればせながら残しておきたいと思います。



忘れないうちに…と思っていたけれど、やっぱりあの日の事はいつまで経っても忘れないものです。(あの日からもう3年弱も経ってしまった^^;;笑)



さて、出産レポですが、、、

妊娠当初は麻酔分娩を早々に希望し、麻酔分娩外来で説明もちゃんと受けていました。

里帰りもせず、当時コロナ真っ只中もあって実家の親にも頼れなくなったので、産後少しでも回復が早い方が良いと思ったので。


…が、結果的には自然分娩にしました。
申込の直前に、

"なんか自然分娩で頑張ってみたくなった"

んですよね😅

確かに『麻酔分娩は神！！』とよく聞きましたが、何か無性に、お腹を痛めて頑張って産んでみようと思うようになったんです。


なので、陣痛が強ーくなってきてからの記憶はちょっと曖昧です^^;;

【予定日　9日前】

妊娠高血圧症候群の私は、予定日を待たずに誘発分娩する事になりました。
分娩日が決まったのは前日。いつ来るかわからない陣痛を待つよりは心構えが出来て良かったけれど、朝家を出る時は、いよいよかぁ〜…という気持ち、次家に帰って来る時は出産した後なんだなぁという気持ち。。。


でも、もう一つは…


もしも何かあったらもう帰って来られないかも…そんな気持ちもすこーしだけありました。そのくらい出産というのは命懸けだという事は、予め知識としてはありました。

周りは、当たり前のように子供産んで元気に帰ってきた人達ばかりだけれど、何があるかわからない、そんな覚悟もどこかにありました。当たり前じゃない。子供産むって、ホント凄い大変で、奇跡的な事なんだ。


不安な気持ちもあるけれど、でも、赤ちゃんにもうすぐ会える。きっと大丈夫！！頑張ろう！！そんな気持ちで産院に入りました。


⚫︎10:00過ぎ
点滴で陣痛誘発剤投入開始。
効いてくるのはしばし後。ここでの入院も慣れっこなので、穏やかにまったり過ごす。


⚫︎12:30
陣痛が3分間隔くらいで来てる状態。
痛みはまだ我慢出来るレベル。モニターの波形で3分間隔かなぁとわかる感じ。
痛みで息止めたりすると、赤ちゃんが苦しくなっちゃうから、と言われ、赤ちゃんの為に息をふぅーーーっと長く吐く事を意識しながら耐える。


血圧が高過ぎて経膣分娩中止→帝王切開になった時の為に、昼食はお預け。



⚫︎その後、時間不明

次第にベッドの手摺にしがみつきながら、痛みに耐えるように。独り言も沢山言ってた気がします。『赤ちゃんの為にも、息止めちゃダメだ。ふぅーーーー』と長く息を吐く事。そして、いきみたいのを何とか少しでも我慢する事。ただただ、それだけ考えながら。。。


でも、痛過ぎて声を出さずにはいられませんでした。隣に聞こえたら恥ずかしい、そんな事言ってる場合ではありませんでした。


陣痛の間隔はどんどん短くなり、痛みが止む瞬間もあるけど、すぐにまた痛みが襲ってくる。それをずっと繰り返していました。


テニスボールも持っていってました。お尻に当てると少し楽って本に書いてあったけど、私の場合は全然効かなかった。


通常だったら、お見舞いに来てくれる旦那さんに押してもらったりする？のかな？
でも、面会も立会も出来なかった為、何とか一人でやろうとしましたが、もはや痛過ぎて上手く出来ていなかったのかもしれません。

※出産後、ずっっと病院で一人で大変だったね、と言われる事も多かったですが、助産師さんにも主治医の先生にも、本当に良くして頂いたので、夫が全く病院に来られなかった点については大変とはあまり思っていなかったです。
けれど、父親学級とか、検診に二人で行って一緒にエコーを見たりとかも出来なかった、そういう点ではちょっぴり残念だったかなって思います。

そんなこんなで、どれくらいの時間その痛みに耐えていたか分かりませんが、何度か主治医の先生が子宮口の開き具合を確認しつつ、遂には人工破膜をして破水。その後うめきながら車椅子に乗り、分娩室に向かいました。

(夫からの16:40頃のLINEを見た記憶があるので、おそらく時間はその後くらい)


その後の記憶はかなり曖昧です^^;;

何となく覚えてるのは、、、
⚫︎赤ちゃんが早く下に降りて来られるように"お腹押しますよ〜少し痕が残るかも"と言われた事
⚫︎有名な"ヒッヒッフー"ではなく、とにかく赤ちゃんが出てくる方を向いて"フーーーー！"と長い呼吸をする事
⚫︎マスクをしたまま出産した事

そのくらいです(笑)

　　　　17:24  無事出産

結局ずっと高かった私の血圧。先生方は迅速に出産へと導いてくれたんでしょう。
その為か、私の分娩時間は結果的に
　【5時間25分(※初産)】
分娩室に入ってからはおそらく40分くらい？で産まれて来てくれた事になります。


陣痛誘発での出産とはいえ、おそらく相当早かったんじゃないかなぁという印象です。


とはいえ、本当に相当痛かったので(紛れもなく人生で一番…)、分娩時間を20時間も30時間も経験したママさんは、本当に凄いと思う。。。🥺



10分後には夫とビデオ通話で赤ちゃんお披露目。(多分だけど、会陰切開したのでそれを縫合されながら電話してたと思う笑笑)



何時に産まれるかわからなかったから、この日はお酒を控えようとしていた夫。
ですが、夕方に産まれて来てくれたので、祝杯をあげられる！産まれた時から親孝行や！と言っていました(笑)



私はというと…
元気に泣いて産まれてきた息子をしばし抱っこさせてもらった後、病室に戻り、あ〜…産まれたんだぁ。。。としみじみ思いながら、元通りに戻ったお腹を触りながら(←正確にはまだ少し伸びてたから完全に戻った訳ではない)、身体を休め…
20時頃に、朝以来の食事としておにぎりを頂く。これが最高に美味しかった(涙涙)



次の日からは、早くも母子同室となり、早速オムツ替えや授乳などが始まる。母親学級なんかも充分に受けられなかったから、とっても不安だったけれど、やるしかない！！母親になったんだから！！


そんな覚悟を胸に21時に就寝。



以上、短かったけれどとっても痛かった・そして達成感と感動でいっぱいな出産のレポでした😌