Road to Nowhereのお話。
『自分で海に出たんだね』
年末に頂いたお手紙の冒頭にはこう書かれていました。
とても素敵な言葉だった。
ああそうだった、ボクは自分で海に出たのだった。
これがやりたい、こう生きたい、って言って。
自分で漕いで海に出たんだった。
晴れ間もあれば雨も降る。嵐だってやってくる。
でも、一生懸命やればその先に見える
風景はまた変わってくるのではないでしょうか。
船は出た。自分で漕いで海に出た。
あたたかく優しく満ち引きをする入り江を出て、
新しい世界を求めて船を漕ぎはじめた。
大きなものに流されたとしても、
悪天候に出会っても、
漕いでいるのは自分。
海に出たのも自分。
見えるものと出会う全てのことを愛することが出来たなら。
船を一生懸命漕ぐってそういうことなのかな。
海に出たのだもの。
その先を求めて。出会う全てを受け入れて。
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2019年、今年も宜しくお願い致します。
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