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Productive な人とお仕事してて思うたこと No.0052

何だか急に春めいてきて、なかなか面食らっております。もう少し助走期間があって欲しいものなんだけどねえ、、。
おまけにバタバタで1回飛ばしてしまいましたよと。

Productive な人とお仕事したよ

先日、久しぶりにProductive な人と仕事をして、いやー久しぶりにこういう人と仕事したなーという気がして、なかなか良い感じでしたよ、という話を書こうかと思う次第です。

Productive って日本語だと「生産性」ってことかな?何か日本語の「生産性」って「効率性」とごっちゃに語られている気がするので、ここではあえて英語で”Productive”と書きたいわけなんですが。

時々仕事をしている英語塾で、東京から制作チームが来ておったわけです。みなさん外国出身の方々だったのですが、その中のBさんが自分と仕事が関わる人だったもんで、話をしていたわけです。Bさんとはチャット上でしか知らなくて、対面で初めて会ったのですが、なかなかややこしい仕事の受け渡しを頻繁に行っているので、やりとりはそれなりにある人だった次第。
キャップをかぶったヒゲのファンキーな人で、3,40代かな?フランス語ネイティブの方でしたな。

仕事は(言える範囲で)具体的に言うと、英語の動画コンテンツを作ることだったのですが、最終的にコンテンツをアップしてくれるのがBさんチーム。わたくしたちは動画の中身を作るわけです。
この動画、わけがあってなんとppt で作っている(!)のですが、まあとにかく作業の手数がかかる。というわけで、どんな感じで作ってるのか見せてよ、ということでBさんに制作プロセスを見せたわけです。

で、だいぶ説明が長くなったわけだけど(文字だと難しいな、この説明、、)このBさんがなかなかProductive だったわけです。

Bさん、なかなかやり手でした

まず、手順を一通り確認して、「全くauthenticな方法だ」と笑ったあとに、最短手順がどうなるか、そのために削れない手順はどこか、わたくしたちのチームの最大作業時間はどのくらいか。Bさん側で引き取れる作業を切り出すとしたらどこか。それだけをパパッと聞き出すと、仕事渡したい部分ある?じゃあこういうプロセスに変えよう。で、うちのチームにも今チャットしておいたから、僕が東京戻ったら、時間あるときにみんなで短くオンライン会議して段取り確認しよう。その時に追加のリクエストあれば教えてね。と言って、また明日ね〜と言いながら去っていった。

すげーな!と思った。元々Bさんはフランス語ネイティブなので、これをほぼ第3言語の日本語でやっていたわけです。(英語が第2)

なんというか。必要な要素をその場で判断して、最大リソースをどこに割り振って、最短距離を出す。これってそんなに簡単じゃないよね、と思うのです。(しかも初見の業務プロセス)考え方がとてもシンプルで、言い方変えると良いもの作るのにめんどくさいことしたくない。北欧いたとき、できる人はこんな感じだったよなーと思った。まあ確かにエンジニアには日本でもこういうタイプの人結構いたけど、判断して実行するまでは日本人だとこんなに早くない。(自分が知らないだけで、できる人はたくさんいると思うが)

Productive とガンバル式

全体的なレベルとして、やっぱりこういうProductiveな人って海外でよく会うなーと思い出したわけです。彼らに聞くと、いや、そんなことない人も多いよ。っていうことなので、まあ確かにそうだよね、とも思うけど、余計なことする人は少ないと思うわけです。

日本人だと、例えば今回みたいなケースでは割合的に「ガンバル式」が多いと思うのです(自分もわりとそのタイプという、、)。要するに、時間を投入しよう!とか、とにかくスピードを上げよう!というスタイルに行きがちで、戦略的にとか、根本的に解決しようという方向に行かない気がするんよね。

以前コテンラジオの日露戦争の回だったかで、日本人は相手国との戦いというよりも歴史的に自然との戦いの方に重点を置きがちだったから、「戦略的」になれないのではないか、みたいな話があって、それはなるほどなーと思った。相手が人だと、ある程度動きの予測が立つので、こうなったらこうしよう、が成り立ちやすいのかもしれない。

あとは、さっきも書いたが、いかにめんどくさがるか、っていうのもあるかもね(自分はこのタイプだが)。とにかく面倒なことはカットしてやらない。どうやったら同じ仕事をさっさと片付けるか。を考えていると、余計なことしなくなるんだよね。余計なことをしなければ、早く終わって、それこそデンマーク人みたいに15時に子供のお迎えにも行けるわけだ。

この辺りは学校教育の違いもあるのかなーと思っていて、今度聞いてみようかと思う次第でございますよ!


チャオ!

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