「予報士としての私」のこれから
ちょうど5年前、自分のブログのうちのひとつで、震災5年に際しての心境をまとめた。ただの純粋な「ペーパー予報士」で隠れ有資格者であった私が、気象予報士と名乗って活動を始めたのには、東日本大震災が少なからず関わっていたからだ。
一区切りとして、自分の気持ちを整理したいという意味合いもあった。今年は10年。自分の立ち位置を再確認する意味で、また書いてみたいと思う。
風化と自己受容あの記事を書いてから、さらに5年。
悲しいことに風化のセオリー通り、震災の記憶も決意も、自分の中でか