雨女をめぐるモノの見方
10月は末っ子の誕生月。
先日17歳の誕生日を迎えました。近所の「三時のおやつ工房」のケーキと長男が作ったタルトでお祝い。
長男が作るスイーツは、毎回目分量で思いつきで作る即興的なもの。今回のも名前はないのですが、強いて言えばカスタードスイートポテトキャラメルタルト(長っ)。
まぁ、一言で言えばてんこ盛りタルト。兄妹愛ですねぇ(しみじみ)。
末っ子が生まれた時も雨
最近雨が多いですが、末っ子が生まれた17年前も雨でした。
しかも生まれてから2週間、毎日のように雨。
ウチでは紙おむつを使わなかったので、おむつが万国旗のようにぶら下がって、なかなか壮観でした(笑)
雨女は遺伝する?
かくいう私も、雨女。こういうのは遺伝するんでしょうかね。
ただ、私は子供が生まれてからのような気がします。出産を経て、体質が変わったんでしょうか。
ひどい時は、雨雲がついてくるかのように、出かけると降り始め、出先で建物の中にいるときに晴れ、帰りにまた降る...と言った具合。
雨だけではなく、雪が降ることもありました。
八王子のある場所に、毎月仕事で通っていた時期があったのですが、私が行くたびに雷雨か雪なので、しまいには担当の方が私の顔を見て「あ、やっぱり降りましたね」と、挨拶がわりみたいに言い出す始末(涙)
ところが、雨女だからなのか、雨に濡れてびしょびしょになっても、実は意外に気持ちいいと思っている自分がいる。そこが実は雨女たる所以かも、と密かに思ってきました(笑)
そして、それはどうも末っ子にも遺伝しているような気がします。
今思えば、幼い頃、雨が降ったらハダカで外に出てました。何も着てないくせに、黄色いアンパンマンのヘルメットをかぶって、黄色い長靴を履いて...。かなり異様な女の子でした(笑)
雨女にもいろいろある
という感じで、私も末っ子も、雨が降っても「雨女だから仕方がない」と思って、笑って過ごしてきました。
なんなら、地球緑化にも貢献してるし、くらいに思って、ある意味面白がってきたくらい。
それがこの前、ひょんなことで「私も雨女なんです」という方と話をする機会がありまして。
その方は「私が家を出ようとすると、雨が降るんです。意地悪でしょ?」みたいに言う。
私は、お天道様に対して「意地が悪い」と思ったことはこれまで一度もありませんでしたので、ものすごくびっくりしてしまいました。
そして、いつもそう言うふうに感じていると、その人も疲れるだろうな、とちょっと気の毒に思いました。
自分が機嫌良く過ごせるような言葉選びを
やはり言霊というように、言葉を使うときには愉しい気持ちになるような使い方をしないといけないように思います。
免疫が上がるかどうかはまではわかりませんが、少なくとも機嫌良く過ごせるかどうかは、意外に自分が発する言葉に引っ張られることも多いのではないかと。
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10月の末っ子の誕生月になると、自然、あの万国旗状にぶら下がるおむつ群を思い出します。
雨の多いこの季節ですが、私にとっては、出産直後の甘い赤ちゃんの香りと、万国旗状のおむつが揺れる光景を思い出させてくれる、懐かしいひとときでもあります。