日本ではA型が多い!カナダでは何型が多いの?

こんにちは。

夢を諦めず
たった1度の人生を幸せに暮らすために
カナダ人夫とのカナダ生活を満喫中。

カナダ在住薬剤師の卵、Tomokoです。

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日本ではほとんどのひとが血液型を知っていますよね!
カナダは?というと、知っている人は日本ほどいないのが現状。

血液型はA型、B型、AB型、O型の4種類。これは世界共通、どこでも変わりなし!!この血液型を決める方法にはいくつかありますが、一番有名なのはABO方式ではないかと思います。そして、Rh式はマイナス −・プラス+を知る方法。これについての詳しい記事は次の投稿で。

今回は、カナダ人口の血液型についてまとめました。

1.1番多い血液型は?

カナダは1位:O+(39%)2位:A+(36%)3位:B+(7.6%)です。

日本は1位:A+(37.8%)2位:O+(29.8%)3位:B+(21.9%)です。

何かと占い好きな日本では、血液型占いなんかもよくあって人の血液型をよく聞いたり、家族の血液型は知っていたり、性格から血液型を判断したり...ということもありますよね。

下図をみてもらうと、カナダではAB+型よりもO−型とA−型が多いのです。100人いたら、そのうち13人はマイナス−型なのです。一方で、日本ではそもそもどの血液型でも、マイナス−型の人はレアなケースなのです。

AB−型は両国ともに最も少ない血液型ですが、その桁が10倍も違います。これは大きな差で、へ〜と驚きでした。

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2.輸血時に注意したいこと

図をみても分かるように、輸血する側として最も重宝されるのはO−型さん。そして、その次にO+型さん。O型さんの血液は輸血する上でとても重宝されます。

その理由は、最近学び直してまとめ中なので、次の記事で詳しく解説しますが赤血球中の表面にある血液型を決める上で重要な役割を示す抗原の有無によります。

一方で、このO型さんが輸血を受けたい(受血者)になった場合は、O型さん(O−型さんはO型−さんのみ!)からしか輸血を受けることができません。

3.カナダのボランティアと就活事情

カナダでは、ボランティアがとっても盛んです。

もちろん、純粋にボランティアをしている人がほとんどだと思いますが、カナダで就活をする際にボランティアやインターン歴などがとても重要になってくるのも事実のようです。

カナダでは、実践力・即戦力を日本よりも求められている気がします。育てるというよりも、すぐに働ける人材を採用する。私はそんな印象を持っています。カナダで就職経験のある方はいかがでしょうか?

私は将来薬剤師として働きたいと考えていますが、薬剤師になったら、当たり前ではありますが『薬剤師としての仕事』をすることを求められます。日本と異なり、処方箋枚数によって薬剤師の数が決められていることはないので、1日に100枚の処方箋を扱うなんてこともあるようです...信じられませんが....

なので、薬局の忙しさにもよりますが、免許取り立ての新米薬剤師でもカウンセリングスキル、監査スキルを持っているのは当たり前。それ以前に、一般名や商品名など、用法用量なども知っていることがとても重要。それは、薬局のアシスタントやテクニシャンなど(これらの職種の違いについてはこちら)の調剤(dispensingと言います)でも学べることだと思っています。

薬剤師として登録する前に、どの州でも必ずインターンとしての実務経験を積む必要があります(時間は州によって異なる)。

以前、カナダで働くカナダ薬剤師と話をする機会がありました。インターン時は基本的に無給なのですが、アシスタントとして働きながらインターンをすることができると聞いたことがあるのですが、可能ですか?と聞くと、インターンは薬剤師の仕事を勉強させてもらう時間。もし、アシスタントとして薬局に勤めるならば、アシスタントとしての仕事を全うするべきだと。薬局のオーナーも、あなたがインターンとして勉強をするためにお金を払うことはない。と言われました。

これも、この項目の一番最初に話した実践力・即戦力を求められているというところにつながるのかなと思います。

こんな事情もあり、すぐに薬剤師として働くということは今は考えていません。
人生を楽しみつつ、コツコツと自分のペースで夢に向かって進んでいくのが私のスタイル。

Have a nice day!

参考:

Canadian blood service
ABO式血液型 wikipedia

*この記事は、私が日々勉強する中で得ている知識を元に書いています。事実に基づいた作成を心がけているつもりですが、一部で間違いがあったりする可能性もあります。ご了承下さい。


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