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ミシンがなくても諦めない!ホテル泊での着物リメイク作家の過ごし方

着物リメイク作家の私は、とにかく作品を作らなくては収入がありません!

ですが、旅行など、家を出てミシンのない環境の時、みなさん作業できてますか?もちろん、そういう時は作業しない!という方もいるでしょう。
むしろ、そちらの方が多いと思います。

例えば、旅行など出かける分、前倒ししてたくさん作っておく、そんなやり方もありですよね。

わたしはと言えば、前倒しは、性格的にムリ(笑)

そして旅行中も着物リメイクのことが気になって、着物を解くとか、バイヤステープを裁断するとか、テレビみながら、家族とおしゃべりしながら、できることをやりたくてウズウズするタイプです。

本記事では、そんな私が、ミシンがなくても旅先などでやっていること、またやってみたいことを紹介します。リメイク作家がホテルでどんなふうに作業しながら過ごしているのか?実際のホテル泊まりの3日間の作業履暦も残しました。



1.着物を解く



これは解く予定の着物を持っていくことが前提です。それに加えて糸切りばさみ、リッパー、カッターなどを持っていきます。そうすると一緒に旅行に行った家族や仲間などと話しながら、また話を聞きながら、あるいは配信を聴きながらなど、ながら作業で、着物リメイクを進めることができます。

解く着物を持っていくのが荷物になりそうですが、これは宅急便で宿泊するホテルに先に送ってしまってもいいと思います。荷物の宅急便代を差し引いても、利益は出ると思います。私はいつも持っていく荷物の中に忍ばせていく派です。


2.型紙を作る

ちょっと広げられる机があれば
小さいものなら
細々したもの2特化して作っても
私は床2シートを敷いて作業する時も
これも話しながら聞きながら
滞在先にちょっと広げられる、ちょっと紙などが広げられる机があれば、小物の型紙を取ることができます。
私は小物どころか少々大きいものでも、今回の旅では型紙おこしをしたいなと思う時は小物どころか少々大きいものでも作ってしまいます。床などスペースがあるところにシートをひいて、そこで作業をしてしまいます。私の場合、自宅だと色々と言う枠があって長くかかる作業を中断しがちなのですが、旅先ですと、家事など家で引っかかってしまうような中断がないので案外テキパキと作業が進みます。
この作業も話をしながら、聞きながら、配信を聞きながらなど、ながら作業ができるのでおすすめの作業です。


3.仮縫いをする

これも話しながら聞きながら縫製の作業があとはミシンをかけるだけという段階であったら、仮縫いしてしまって、あとはミシンをかけるだけという段階まで下ごしらえをすることもできます。

家に帰ってさ、あとはミシンをかけるだけという風になっていたら最高ですよね。

この作業は座って仮縫いができるスペースがあればできますので、広い場所は必要ありません。これもながら作業でできるので、旅行に行っても家族や仲間と過ごしながら着物リメイクを進めることができます。


4.はぎれの整理をする

これも話しながら聞きながらくつろぎながらできる溜まってしまった歯切れの整理って面倒くさくないですか?私は普段この作業をするのがとても苦手なのですが、意外にも旅先に出るとこの作業が捗ります。

大きな歯切れ小さな端切れに分けて入る時にまた次の作品のアイデアが浮かぶこともあります。

案外この作業は癒しにもなっています。私にとって布を触っている時間はとても良い時間です。

特にこの作業はあまり考えないで手だけを動かしていれば良いという作業なので、それも旅先での作業に適しているのかもしれません。

そして仕分けし終わったらまた自分で使ってもいいし、オークションなどで売りに出してもいいのです。

端切れって、想像している以上に、需要があるものですよ!


5.裁断する

これも机が必要な気がしますが、私は机がなくても小さいものであったら座ったまま、机なしで裁断してしまいます。例えばバイアステープなどは、私の場合、もはや机がなくても裁断することができます。ですが、どうしても大物を裁断したい時は、床にシートを敷いてしています。

旅先の方が早く作業が終わるのが不思議です。


6.着物を洗う

まだ、試したことはないのですが、旅先で、解いた着物を洗うというのもいいと思います。ホテルなどはいつも乾燥しているので、すぐに乾きそうで1度やってみたい作業です。いきなり大物からではなく、小物から1度挑戦してみたいと思います。洗面所でささっと、主の御手洗いしてお風呂場に干しておけば、次の日には乾いていると思います。1部でも洗濯が済んでいれば、帰ってからの作業がスムーズに進むと思いますので、これもやってみる価値はあると思います。


7.とある3日間の旅行での作業履歴


1日目の作業
夕食後、洗って持ってきていた、かすりの着物のバイアステープを作った。
作りながら電話もしたし一緒に行った家族と会話をしながらの作業。

その後、できる範囲で裁断もした

2日目夕食後、まだ躾のついた綺麗な絣着物を解く作業をした。夕食後の洗い物や何やら一切、旅先ではしないでいいので、帰って、旅先だと作業が捗る。着物を二つ持っていったが二つとも、ほどき終了。

3日目、またまた夕食後、今度は躾のついた綺麗な絹の小紋の着物を解く。旅先に持っていく着物は、綺麗な着物を持っていくというのもポイントだと思う。汚れや匂いの強い、リメイク用着物を持って行くと、ちょっとテンションも下がってしまう私です。

旅先で作業をするメリットは、家で作業をする時と違って、家事を一切しないでいいこと。例えば、家でも夕食後に時間はあるが、その後洗い物をしたり、片付けをしたり、次の日の朝食の用意をしたりとやらなくてはいけないことに時間や意識を持っていかれるが、それを旅先ではやらなくて済むので、その分集中して作業ができる。


以上、ミシンがなくても旅先で着物リメイク作家がやっている作業について解説しました。すこしでも参考になるところがありましたら幸いです!ぜひ活用してみてくださいね!引き続き、他のnote記事もチェックしてみてください!


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