木内友軌

音楽プロデューサー、シンガーソングライター、シンクマスター。音楽制作、バックバンド、そ…

木内友軌

音楽プロデューサー、シンガーソングライター、シンクマスター。音楽制作、バックバンド、その他音にまつわるスタッフワークをします。株式会社プロジェクトフルサークル 代表/1983年生/青山学院大学/知的財産管理技能士/instagram @kiuchitomoki

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リアルタイム・リモート・セッションから配信エンターテインメントへ

少しずつ広がりを見せてきたリアルタイム・リモート・セッション 私達はコロナ禍においてのライブ・エンターテインメントの可能性を見出すためにこの活動を始めました。私たちが検証を進めてきたこの3ヶ月ほどの間でも、NETDUETTO β2などがのリモート・セッション・アプリが注目され、研究している人たちが増えてきました。  前の記事でも書きましたが、このようにリモート・セッションがどんどん当たり前になって欲しいと思っています。使う人が増えれば色々なアイディアが生まれる。元々は楽しく

    • Live at Home Pro.

       今、私達が行っている活動の名称です。  ミュージシャン、シンクマスター、PA、舞台監督、照明、映像・・・ライブの各セクションのプロフェッショナル達が結集し、自分のホームから配信ライブを行うプロジェクト。自粛のさなか、ファンの皆さんが配信ライブを楽しめるようなシステムを構築するにはどうしたらいいか、それをずっと考えています。自粛が明けたとしても、すぐには以前の状況には戻らないと予測されていますし。 では、いつまで待てますか? 「新しい生活様式の定着に協力してください。」  

      • リアルタイムのリモートセッションの成功例2(Vo,Gt,Ba,Dr,Sync,PAの編成)

        前回おさらい前回の記事で、YAMAHA のNETDUETTO β2を使ったリアルタイムのリモートセッションの成功例を見て頂きました。 このセッション時の楽器パートは ・ヴォーカル ・リードギター ・リズムギター ・ベース ・シンクマスター(生演奏以外の音をコンピューターを使って司るセクション) でした。  楽しくセッションはできたのですが、我々がどうしても実現させたいのは、「PAによるサウンドのミックス」「シーケンスと生楽器を同期させて演奏する」ということ。  PAは、

        • 自己紹介2

          音楽プロデュースなどでお手伝いする時をつけている事は、 この楽曲を表現するアーティストは、どういう人なのか という事です。 同じ曲だったとしても誰が演るかによって伝えやすくする方法が違います。 同じように、今回noteを始めた私の記事をより皆さんに読んでもらうためには どんな人が記事を書いているか なのかなと思って少しずつ自分のことを書こうと思います。 今回のプロジェクトを一緒に回してるプロジェクトフルサークルの仲間の 荻野目くんの自己紹介が秀逸なので真似しながら書こ

        リアルタイム・リモート・セッションから配信エンターテインメントへ

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        • Live at Home pro.
          3本
        • 自分のこと
          1本

        記事

          リアルタイムのリモートセッションの成功例1

          葛藤からの提案 ミュージシャンの仕事、と聞いてどんな内容を思い浮かべますか?  歌手や楽器演奏、作詞作曲など、楽曲制作が分かりやすいかもしれません。しかし昨今の音楽ビジネスは、それら作った音楽を発表する場=コンサート、ショー、イベントの仕事が売上に関しても大きな位置を占めています。現在、新型コロナ感染拡大防止としてコンサート、ショー、イベントの自粛が行われているのは、皆さんも聞き及んでいるかと思います。  この自粛制限により仕事ができない人は、ミュージシャンだけではあり

          リアルタイムのリモートセッションの成功例1

          初めまして

          木内友軌です。 音楽プロデュース、作詞、作曲、編曲やコンサートでの演奏、シンクプログラミングを仕事としています。 COVID-19による世界の変化で私の周りも大きく影響を受けています。いつもお手伝いさせていただくアーティスト、プロジェクトはもちろん、普段現場で切磋琢磨し合うミュージシャン、スタッフも先の見えない不安に包まれています。生きてきて最も大きな混乱かもしれません。そんな中、音楽業界で生かしてもらって来たイチ音楽家の歩みを記してみようと思いました。 エンタメ従

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