泰王国で丘貝東丹氏が「保守合同」で総理就任
泰王国ではタヸシン総理が失脚したことにより、親軍政党と達新(タクシン)派の「保守合同」も破綻に向かうのでは、という予測もあったが、親軍政党の賛成も得て丘達新(タクシン)元首相の娘である丘貝東丹氏が総理就任を果たした。
結局、今後は以前私が予想した通り達新派の“保守化”が進んで行くことになるであろう。
伊藤博文が自由民権運動の勢力を取り込んで立憲政友会を作り、それが今の自民党に繋がる一大勢力となったのと同じ歴史を、泰王国も繰り返しているようである。
それにしても、達新派を取り組むとは、泰にも有能な人がいたようである。
私は今回の保守合同を本当に決めたのは、実は親軍政党の方ではない、と疑っている。
以前も述べた通り、私はむしろ親軍政党は裏で前進党を応援していたと睨んでいるからだ。
今回親軍政党に丘達新の娘にまで投票させたのは、他ならぬラーマ10世ではないか、と言うのが私の推測だ。
仮にそうだとすれば、ラーマ10世はかなり聡明な君主だということになる。
達新派を取り込むことが出来れば、泰の王制も当分は安泰であろう。
ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。 拙い記事ではありますが、宜しければサポートをよろしくお願いします。 いただいたサポートは「日本SRGM連盟」「日本アニマルライツ連盟」の運営や「生命尊重の社会実現」のための活動費とさせていただきます。