見出し画像

【太子町長選挙】服部千秋候補の「実績」と「政策」に期待します

 今日は太子町長選挙の告示の日という事で、公式サイトの記事に書いたように服部千秋候補の出陣式に出席させていただきました。

 今回の選挙は、太子町議会が服部千秋町長への不信任決議を可決したことを受け、服部千秋町長が敢えて議会の解散を選ばずに失職したことにより行われたものです。
 議会解散をしなかった理由について、服部町長は「町民に選んでもらった町長」として《「服部千秋を信任するか、しないか」のみの、わかりやすい選択肢で町民の皆様にご判断》してもらうためとしており、実際不信任決議の中に服部町長の具体的な政策への批判が無い以上、議会解散をせずに町長選挙のみを行うことにした服部町長の決断は筋が通っていると考えます。
 マスコミは服部町長と議会の対立を強調していますが、議会も不信任決議に服部町長の政策を含めていないばかりか、そもそも服部町長は議会の同意も得つつこれまで様々な政策を実現させてきたのですから、町長と議会の間に政策上の大きな対立点は無いと考えるのが妥当です。
 無論、細かい点では政策の違いはあるでしょうし、また人事案件を巡って服部町長と町議会が激しく対立してきたことは事実です。
 しかしながら、そもそも多数代表制で選ばれる首長と小数代表制で選ばれる議会とでは、意見の違いがあって当たり前なのです。
 一部には町長と町議会の対立自体を「悪」とする方もいますが、我が国では地方自治において首長と議会とを別々に選ぶ「二元代表制」と言う制度を採用しています。何故別々に選ぶのかと言うと、首長と議会との間に適度な緊張関係がある方が健全な政治が行えるからです。
 私は高校生の頃からシャルル・ド・モンテスキューの『法の精神』を愛読してきました。実は議院内閣制の日本ではあまり意識されていませんが、モンテスキューは行政と立法の分立が必要であることも説いており、私も立憲主義を語る上でそのことは意識するようにしています。
 歴史を見ると明白なように、権力の集中は往々にして良くない結果を招きます。民主主義だから権力集中しても良い、と言う思想ならば、選挙で選ばれた自民党が好き勝手にしても良い、と言う理屈にもなってしまいます。そうならないために権力の暴走を防ぐ様々な規定を設けているのが立憲主義であり、地方自治における二元代表制についても『日本国憲法』に規定されています。
 以上が理念面の話になりますが、次に現実的に町政をどう運営していくべきか、政策面の話をすると、服部町政は私の公式サイトにも書いたように議会の賛同も得て一定の成果を挙げているのであり、町長を交代させて別の人に町政をしてもらう必然性は感じません。
 服部町長の公約の多くはこれまでの町政で実現してきたことの延長線上にあるものであり、空理空論ではなく次元可能なものであることが判ります。
 私の公式サイトの記事で触れていなかった政策について述べると、次のようです。

今回の服部千秋候補の公約とそれに関する実績

 私は野党に所属している人間の為、有権者に政策を訴えるときには常に「それは本当に実現できるのか?」「公約をきちんと守れるか?」ということを、厳しく問われます。それは政治活動を行う際の宿命と言っても良いでしょう。
 その点、服部町長は「出来る公約」を掲げており、しかもその政策は多くは既に着手しているものですから、本気で取り組もうとしていることは明白です。
 逆に言うと、今町長を代えるとこれまで服部町長が推進してきた多くの施策がストップしてしまうのではないか、と言う危惧もあります。
 表には書いていませんが、公式サイトの記事でも書いたように私が注目しているのが高校生までの医療費無償化です。
 既に太子町は中学生までの医療費無償化を実現しています。これは太子町よりもたつの市の方が先に実現していたことがたつの市の誇りですが(笑)、太子町がこれを実現できたのは服部町長が就任してからのことです。
 つまり、服部町長はこれまでの町長がしなかったことを現に実現した、それをさらに拡充すると言うのですから、それは実現可能であるし、これまでの実績がある以上本気でやることは疑いようがありません。
 無論、最終的に判断をするのはたつの市民の私ではなく、太子町民の皆様です。
 私は既に私が代表を務める団体に所属しているメンバーを始め、高校時代の同級生ら知人の太子町民に服部町長を支持する意向を伝えていますが、彼らを含む太子町民の皆様がどう投票するかは、私が指図することではありません。
 但し、町民の意向と議会の意向が異なることもあるのはまた、当然のことです。特に町議会は少数代表制ですから、今回の選挙では議会の決定に関わりなく、候補者同士が政策論争を戦わせて実りある町政を実現するよう、隣町の市民として希望します。

ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。 拙い記事ではありますが、宜しければサポートをよろしくお願いします。 いただいたサポートは「日本SRGM連盟」「日本アニマルライツ連盟」の運営や「生命尊重の社会実現」のための活動費とさせていただきます。