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君主制廃止論者のダブルスタンダード

「出生によって君主と国民を区別するのは人権侵害だ!」
という極左たちは
「出生によって人間と他の動物を区別すること」
には何の疑問も挟まないし、同じ人間であっても
「出生によって国民と外国人を区別すること」
についてはある程度は許容している。
 こういうと
「いや、私は外国人参政権を認めている!」
という人もいるかも知れないが、仮に外国人参政権を認めたとことで
「国籍による区別」
が完全になくなる訳では無いし、また
「世界中の国は今すぐ国籍を廃止せよ!そうしない国々は全て人権侵害をしている!」
等と言っている人間は見たことが無い。
 出生による差別反対であれば国境廃止を言わないとダブルスタンダードだが、むしろ極左勢力こそ
「アメリカ帝国主義反対!」
などと言うナショナリズムに基づく主張をしているあたり、我々右翼と大きな違いはない。
 と言うよりも、過去に世界連邦運動のような国境廃止運動を推進してきたのは、むしろ右翼・保守の側であった。
 結局、極左勢力は本気で
「出生による差別を止めろ!」
と言っている訳ではなく、単に
「君主制廃止のための方便」
として人権思想を悪用しているだけなのである。

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