2023 ツール・ド・おきなわ 市民200km

紆余曲折あったって出場した今年のツール・ド・おきなわ市民200km

天候は雨 寒い
トレーニングも順調に積み上げ、体重もコントロールでき、身体のメンテナンスも定期的に行い当日の朝は筋肉もプルプル
良い仕上がりでレースに臨むことができました。

スタート前、
ベスト着ていこうかな?
お腹にビニール袋仕込んでいこうかな?
色々と考えたけど、これまでのツール・ド・おきなわのレース途中で暑くなり途中で邪魔になった経験しかなかったから、イナーメのボディバターだけ塗ってスタート
アドレナリンも出ていたのか寒さをあまり感じなかった。

しかし、スタートして直ぐに後悔・・・寒過ぎる

リアルスタートと同時にアタック
レース前に何かしたいと書いたしね


加賀さん、太郎くん、ロードレース男子、エンシェアの方と5名になったけど微妙にローテーション飛ばされて日和ったら加賀さん、太郎くん、ロードレース男子部の方の逃げが決まってしまい2度目の後悔・・・
その後も何度か逃げにチャレンジするが良いメンバーといけない・・・

そして激烈に寒い・・・

兎に角早く与那の上りに入ってほしい温まりたい
ベスト着ていたり、寒さ対策している方を見ると羨ましくて仕方がないw
そして、与那へ上りがこんなに待ち遠しいのは初めてかもしれない!
2/3程上ってきたらいきなりペースが上がり始める序盤は程よい負荷で快適だったのに・・・
着いて行こうと思ったけど、もう直ぐ頂上だし無闇やたりに上げる人達と行くと下りも危険
踏みやめて先頭付近から集団に戻る

終わってみればこのタイム
ゆっくり入って途中で集団の後方まで戻ってだと中々に速かったはず
高杉くんが、「この上り速かったよね」って話してきたけど、そうだよねって同感したのは間違いではなかった。
このお陰で少し身体も温まりホッとしたのも束の間、番長が落車
下っていると直ぐに寒さが襲ってきた。
奥に向かう途中も食いしばったり震えたり顎は痛いし、努めて喋ったり口開かないとヤバイ
井上和郎くんに寒さで死にそうだよって話しながら、ベスト着ている自分でさえ寒いですよって!
楚洲辺りで先頭付近に出ると2名の選手が飛び出している
これはチャンス!踏んだら温かくなるし、前の3人追いながら集団からアドバンテージ奪えば与那も楽になるはず

単独ブリッジ
高杉くんともう1人、もうこの辺りから記憶が曖昧なぐらい寒さにやられていたようだ。
フラフラする感じがしたり、吐き気も出てきた。


それでも集中して踏んでいると幾分楽に感じる


途中で4名ほど合流して与那に突入
あれ?身体に力が入らない・・・
早々にドロップ

練習でも余裕をもって上れるタイム・・・
遅かったけど、幸運な事に長上で集団と合流できて学校坂へ向かう下りに入れた
やったこれで集団で最後まで行けるはず
しかし、更に悪いことが・・・

自転車揺れ始める!真っ直ぐ走らない!
パンク???
先頭付近で落車すると沢山の人を巻き込む
危ないから手を上げて最後尾に降り、下り切ったところで確認
あれ?パンクしていない。
COMカーからもパンク???大丈夫?って声かけられ
あっ大丈夫ですって言ったけど集団とは間が開いている。
とりあえず埋めて
学校坂へ全くダメな感じ
途中で新潟の本田さんや太郎くん、後半沢山引いてもらったお初の伊藤さんなどとグルペットでなんとか少しでも早くゴールに辿り着きたい一心でローテーション回す
ずっと頭痛、吐き気、フラフラは続く
ここでやめても同じこと!自転車で帰った方が早くて楽だと言い聞かせてペダルを漕ぐ
テンション高く話ししていないと気持ちを保てない
兎に角話しまくる
やっとの事で羽地の上り
集団からドロップ


オリオンの坂は真っ直ぐ走れずフラフラして恐怖
雨の下りなんてアドバンテージしかないと思っていたのに他カテゴリー含めて何十人抜かれたかわからない。

そしてやっとの思いでゴール
同時に道路脇で吐く

ふれあいパーティー会場の椅子まで行って座っていたら兎に角苦しい
寒いは通り越して苦しい
呼吸が荒くなるのは自覚していたけど、周りの友人達の問いかけにも受け答え出来なくなってくる・・・
あれ?これヤバイやつ???
低体温で酸素飽和度測定出来ませんとか酸素マスクつけられたりとか点滴とか
気がついたら救護所のベッドで毛布でグルグル巻き、太ももの付け根、脇、首、色々な所にホットドリンクが挟んである

会場では野中さん、釣さん、磯やんさん、健太や沢山の方々が介抱してくれたらしい(途中から記憶なくてすみません)
救護所では先生、看護師さん、スタッフの方々に大変お世話になりました。
お陰で無事生還できました。

ありがとうございました。

これまで低体温なったことあるよとか言っていたけど、震え止まらないとかのレベルじゃなかった。
舐めていました。
これで経験値は上がったので次回に活かしていこうと思います。

この気温でも長時間風雨に晒されると危ない
走ったら温まるだろうはなかった

結果は44位らしいです。
死、死ですね!死ななくて良かった。
下りで吹っ飛んでたらヤバかった。

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