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四国旅行2日目[2022.11.28]

さて、2日目です。朝食はホテルでいただきました。和食中心のメニューだった記憶が…。

今日こそ坂の上の雲ミュージアムに行くぞ!と勇んでいたが、着いてみると開いていない。ネットで確認すると、休館日でした…。予め確認しておきましょう。

これでまた松山に行く用ができたぞ、と思って駅に向かう。結構駅までありますね。
個人的には松山は非常に好きな街です。といっても駅周辺しか知らないけど。四国で一番栄えているのではないだろうか。政治と経済の中心という感じで、行政機関、裁判所、銀行などが集まっている。そして松山城があり、美術館があり、路面電車が通っている。なんとも言葉にするのが難しいが、また来たくなるのだ。実際、今年の5月にも松山を訪れている。

特急電車の時間まで、お土産をみたりカフェで時間を潰したりした。
今日向かうところは金比羅山である。そして、夕方に高知入りを目指す。

パソコンで作業を終わらせると、お腹が空いてきた。多度津で乗り換えて、琴平に着くまでに駅弁を食べる。

パソコンもあってとにかく移動には不向きなので、琴平駅のロッカーに荷物は預けて山登り。
たくさんのお店が出ている。あまりのんびり見ていると高知入りが遅くなるので、すたすた登っていく。

表書院にて円山応挙展をやっていたので、覗いていく。円山応挙は江戸中期〜後期に活躍した画家。遊虎図を眺める。崖に描かれた虎。実際に見て描いたのだろうか。豹柄が非常にリアルに描かれていて、目も特徴的。 
他にも花自体をテーマとして書くことを始めたのは狩野派?といったことが書いてあった。ふうん、そうなのか。

お手洗いをお借りして、山登りを続ける。

 

御本宮で多くの人が登りきった〜という感じだった。とはいえ、まだ奥社への参詣道が見えているではないか。ここで終わるわけにはいかない、ということで奥社まで行ってきました。

さてさて、山を降りるぞ、と思っていたが、戸中でやっていた高橋由一展が気になる。高橋由一って日本史の資料集に載っていた気がするんだよな…
入ってみると、数人が見ているだけだった。おそらく、金比羅山を登っている人の100人に1人も入っていないんじゃないか。


やはり、高橋由一は資料集に載っている人だった。江戸末期から明治中期までを生きた洋画家である。明治期には官職にも就いていたようだ。この絵が明治に描かれたということが信じられない。いろんな絵を見て、いつもそう思う。月下隅田川という作品が印象に残っている。

駅に戻り、高知行きの特急に乗る。非常にわくわくする。今回の旅の1番の目的は、高知に行くことなのだから。大歩危小歩危を通り過ぎ、四国山地を抜け、高知に着いたのは18時過ぎだった(と記憶している)。

ホテルも駅から近いところにある。あとで周辺を散歩してみよう。チェックインを済ませ、晩ごはんのお店を探す。最初はお好み焼きでも食べようかと思っていたが、イルミネーションに惹かれて途中のお店に入った。

家族連れが多く、温かい雰囲気だった。グラタンを食べて満腹。行きとは違う道でホテルまで戻った。

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