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原点にして頂点     〜カラスのバレー〜

カラスとは雑食である。
なんでも食べる。

バレーも一緒。
なんでも、他の人のプレーを
吸収するのが1番!

マネするのが上手くなるための近道である。
友達、先輩、後半、ライバル全てが
マネする対象。

そして、これが
原点にして頂点であるカラスのバレー。

これに全てが詰まってる。
伝授したいのは考え方。



さぁ、始めようか




今回はバレーの主なプレーである

・世界一美しいジャンプサーブ
・世界を惑わすトスワーク
・世界から認められるレシーブ
・世界が恐れる破壊のスパイク



基本的なプレーを1段階上のレベルに引き上げる
内容になります。

自分に足りてない部分だけを読むも良し
全部読むも良し

あなたに任せます

1つ言えるのは読むだけでは上手くならない


読んで実践してこそ上手くなるこれだけは忘れないでほしい…


では早速…


世界1美しいジャンプサーブ

あなたのサーブは
ジャンプサーブですか?

今回はジャンプサーブについて
まとめていきます

参考にする選手は
世界一美しいジャンプサーブと比喩される
柳田将洋選手です。

あのレベルの正確性と威力のあるサーブは
如何にして打つのか?

それを学んでいきましょう。

柳田将洋選手のサーブは、基本的にフォームが
すごくきれいで、勢いがある強烈な
スパイクサーブです。


これは、ボールトスからヒットまでのタイミングをしっかりと合わせることができるからこそ打てる
サーブなのです。


実際にサーブを打つのは、ホイッスルが鳴ってから打つまで8秒間の余裕があります。


そのため、サーブを打つ前は落ち着いて狙いを
定め、しっかりとボールを見つめています。



ここで1つ目のポイント。


サーブを打つ前は、絶対に焦らないことです。

焦ってしまうとタイミングが合わないなどのマイナスポイントが出てきます。


深呼吸をすることで、集中力が増し、安定した
サーブを打つことができます。


8秒間を超えてしまうと、ロングサーブの反則が
取られるので注意してください。


そして、サーブトスから助走やジャンプのタイミングを見極めながら、体全体を使っておもいっきり打つため、強烈なスパイクサーブになるのです。 


ここで2つ目のポイント。

サーブのフォームが安定していることが
ポイントになります。

綺麗なフォームができることで、サーブを打つ時にボールへの力の伝導率がよくなるため、
強いサーブ、勢いのあるサーブが打てるようになります。

自分でしっかりとイメージしながら練習しなければ、綺麗なフォームを習得することはできません。


もしくは、サーブのフォームを指導者の方に確認してもらうことやフォームの悪いところを修正してもらうようにしましょう。


サーブは、フォームがしっかりとすることで、姿勢が安定します。

最後に3つ目のポイントです。

それはトスの安定性です。

2つのポイントがいくら完璧に
出来ていてもトスがバラバラだと
効果を発揮しません。

なぜなら、毎回トスが変わると
そのトスに合わせようとして
フォームから全てが狂ってきます。

なので、トスを一定の高さや場所に
上げれるようにしましょう。

そのためのコツとしては
ボールは軽く持ち、力まずに
片手で放るようにしましょう。

以上がサーブの内容です。

また柳田将洋選手は、非常にキレイなフォームで
真似するにはもってこいの選手です。

YouTube等の動画をみて
勉強するのもオススメします。


世界を惑わすトスワーク


世界を惑わしたトスを上げた選手は
誰か想像つきますか?

竹下佳江選手です!

世界No.1とも呼ばれた名セッターである
竹下選手から今回学んでいきましょう。

竹下選手の名言の1つに
「身長のハンデを長所に変えるためどうするか、思考を変える事ができた」
という言葉があります。

この言葉から読み取れる事は身長が低いという
現実は練習ではどうにもできないけれど、
それを成長の糧にし、自身の持ち味として
磨きをかける部分を伸ばしていく、
という事だと思われます。


竹下選手をお手本とする時に注目して欲しい

ポイントが、移動のスピードです。

ボール下に入る俊敏なスピードは
世界トップクラスだったと思われます。


ボール下に入るスピードが速いと、
より適正な基本姿勢を作る事ができ、
より正確なトスを上げる事ができます。


ボールの落下地点に入るスピードが速いという事はレシーブが上がった直後の初動が速く、また相手の攻撃後どういう軌道でレシーブが上がるかという
判断力に長けているという事が言えます。


竹下選手は上記の能力に優れていたため低い位置からのトスアップでも攻撃テンポの速い、スパイカーが打ちやすいトスを上げる事ができていました。

ここでお伝えしたいのは低身長のセッターであれば、まずスピード、機能性を重視し、スピードアップに注力した練習を行い誰よりも早く動き、誰よりも早くボールに追いつく、
という意識を持ち続ける事が重要、という事です。


次にトスに欠かせないのが
手首の柔軟性です



セッターは相手をいかにだますか。
手首の中にボールを収めること。
膝や足首を使って下半身のためを作り、
ボールを上げること。
ギリギリまでボールを持つ意識を第一にすることがコンマ何秒の差で相手を惑わすことに繋がります

手の大きさや指の長さは変えられませんが手首の
柔軟性は努力で変えられます。

日々の努力が
試合で役に立ちます。
付け焼き刃はアテに出来ません。

最後に
竹下選手が意識していること


竹下選手は腰が入ったトスができます。
動物的に膝を曲げてボールに入れるから、
強いボールを送れるんです。

竹下選手はトスのポイントを「親指」だと言います。
竹下選手の鍵はバックトス。
普通トスは両手の親指と人さし指、
4本の指をうまく使って上げますが、
バックトスは特に親指で引っ掛けるようにして出します。力じゃなくタイミングですね。

この
腰・親指・タイミング

により世界一速くて正確なトスを
放っていました!

最後のは少し難しいですね。
書きながら思ってますが
伝えるのも難しい内容でした。

以上がトスの内容になります。

世界から認められるレシーブ

世界レベルのレシーブは
あの選手からしか学べませんね。

佐野優子選手ですね。

佐野選手より得られたモノを
あなたにも共有していきます。

レシーブボールの回転

これが他の人と異なった点です。
レシーブなんて上がればいいと思ってますか?

これはそれより上のレベルの話です。
上がることは大前提での
ボールの質の話です。

図をご覧下さい。
3つのボールの軌道があります。

賛否両論ありますが
確実にトスを上げやすいのはhの軌道です
なぜなら落下地点を読みやすいからです。

そして、hの軌道にするためには
ボールに逆回転が必要となってきます。

逆回転にするためには
ボールの下を腕の面でこする必要があります。

そのためには、後ろから前への体重移動が
必要となります。


一歩の瞬発力

レシーブをするためには
そもそも触らないと上げることなんて
出来ませんよね。

その為には、一歩の瞬発力を
上げましょう。

必要なのはステップです。

スプリットステップ
これが必要となってきます。

[スプリットステップ一連動作]

相手の体の向きやボールを打つ位置で位置取りをし腰を落として構える

相手がボールを打つ直前に軽くジャンプする

着地と同時に体を少し沈み込ませる
(足を前後にすると前後にも反応しやすくなる)

重心が落ちたところでボールに体ごとぶつかるような感じで正面に移動する

これが動作です。

これを行うことで
今以上に一歩が速くなり
ボールに追いつけるようなります。


最後に紹介するのは
コート内に上げる能力


佐野選手は
コート外に弾くことはかなり少ないです。

その理由として
レシーブの面が確実にコート内に
向いているからです。

逆になぜ面がコート外に向く人が
現れるのか?

それは、腕を振っているから
ボールと面が当たる瞬間に
無意識に面がコート外に向いている
可能性があります。

それを直すためには何をすればいいか?

上の図が
下で腕を組んだ状態で
レシーブをしにいった時の腕の状態です。

これが腕を振る原因ですね。

これを直すためには


下で腕を組まないようにしましょう。
もっと言えば

レシーブする瞬間で腕を組む(レシーブする位置で腕を組む)

これをすれば、腕は絶対に
振ることはないですし
そもそも腕は動かないですよね。

組んだ場所がレシーブする位置と
なりますので。

こうすることで
面が上げたい方向に向くことで
弾くことがなくなり

極めれば
佐野選手のようにコート内に上げるように
なります。

以上が佐野選手から学ぶ
レシーブ術となります。


世界が恐れる破壊のスパイク


最後となります。
今現在、威力のあるスパイクを
打つのは誰だと思いますか?

個人的な感想ですが
得点に結びつくスパイクを打つのが
石川選手で

日本で1番のパワースパイカーは
西田選手と思っています。

とゆーわけで今回は
西田有志選手からスパイクを学びます。


フォームについて

真っ先に気になるのはフォームですね。
西田選手のフォームは
サーキュラー・アーム・スイング
呼ばれるモノです。




サーキュラー・アーム・スイングですが、日本語に訳すと「円形(扇形)に腕を振る」となります。



その名の通り、肩を軸として腕(肘)を周回しながら、止まることなくそのままインパクトする打ち方です。


【メリット】

・肩を痛めにくい

・他の打ち方と違って、腕を振る際に折り返し地点で止まることがない(腕を回してからは止まることなく打つから)ので、一番力強いスパイクが打て・かつコースが読まれにくい。


・一連の動作で海外のオポジット選手や日本でも「石川祐希」選手がこのスパイクフォームなので、確かに力強いなぁとイメージがあります。


【デメリット】


・肩を軸に肘を周回させるため、肘が下がって打点が低くなる傾向。

・上記と同じ理由で、タイミングが若干取りづらく、ふかしやすい。

個人的には、石川選手・西田選手のような見た目や、インナーマッスルががっちりしていて、
かつ跳躍力がある選手が向いていると思います。


筋トレメニュー

あのジャンプ力やあの威力を
発揮するためには筋トレは欠かせません。

西田有志選手の高く、強く、美しいスパイクの裏には、ジャンプ力、筋肉、体幹にあることがわかりました。


そのトレーニングに迫っていきましょう。


スパイクで必要な筋肉で特に重要なのは、
背筋と腹筋です。


空中で状態を後方に引くためには
背筋(広背筋)、そして打つ瞬間に状態を
前方へ運ぶ力が腹筋(腹斜筋)です。


高校時代にそうした筋力のトレーニングをやっていた西田選手ですが、現在所属しているジェイテクトの練習に高校3年の夏ごろから参加されました。

そこでの専門的なトレーニングにより、
体幹が鍛えられ、
そしてビルドアップに成功したようです。

西田選手自信も、腹筋を鍛えたことによって打球が速くなったとおっしゃられています。


西田選手は、上半身だけでなく下半身も鍛えられています。


ジャンプ力は、体を沈み込ませて伸ばす力(体をしっかり引き上げる力)が必要になります。


特に、ふくらはぎそして上半身を鍛えることが必要なようです。


高校時代の坂道での走り込み、
そして専門的な筋トレにより、そのジャンプ力を
磨かれていかれました。

では、そのトレーニングとは?

重り付き懸垂

これにより
腕・背筋等が鍛えられます。

何回×何セットで自分の限界と
戦いましょう。

ロープトレーニング×マスク

極太ロープだけでもキツイのに
マスク着用で更に追い込んでますね。

腕と心肺機能を向上させてます。
公園の鉄棒に縄跳びを巻き付けたりして
再現トレーニング出来ますね。

マウンテンクライマー

かなりハードです。
西田選手は、足をさらに滑らせるように
してます。

これにより、余計に腹筋に負荷を
掛けることで自分に厳しいトレーニングへ
進化させてます。

これだと、自宅でも出来ますので
一度体験されてみてください。


スパイクの体重の乗せ方

最後です。
西田選手のスパイクは
どれも重たいスパイクの印象があります。

どのように体重を乗せてるのか?

動画を見た限り
他の選手と違った点がありました。

それは
飛び方です。

普通は、助走してその力を上に使って
飛びますが
西田選手の場合は

前方向に飛んでいます。

こうすることで
通常よりも自分の体重を乗せやすく
重たいスパイクが打てますね。

だがこれは
かなりリスクのある飛び方です。

[リスク1]
高さが出ない

前に飛ぶのだから
通常よりも高さが出づらいのは
確実ですね。

元々の高さがある
西田選手だから成り立つ飛び方かも
しれません。

[リスク2]

ボールを捉える位置が変わる
前に飛ぶのですから
その分、踏み込みの位置も変わります。

そして、結果的にボールを
捉える位置も変わってしまいますね。

これは、慣れかもしれませんが
このようなリスクがあることを
忘れないでおきましょう。


以上がスパイク編です。
真似できるものや真似できないものが
あると思いますが

何事もチャレンジが大切です。

まずは、試して
合わなければ辞める

その考えで十分だと思います。

逆にやる前から諦める。

これが1番ダメですね。

勿体ないです。

まずは、実践して考えていきましょう。


以上が
カラスのバレーでした。

如何でしたか?
満足する内容でしたでしょうか?

物足りなかったですか?

満足された方は
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いいねが多ければさらに
どんどん投稿していこうと思います。

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ここまで、お読みくださり
ありがとうございました。

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