【洋画】「アニー・ホール」

ウッディ・アレン監督の恋愛コメディ「アニー・ホール(Annie Hall)」(米・1977年)。

ウッディ・アレンの作品の中でも、最も人気があるという。

機転が利く早口(であろう)の会話、絶えず動いて落ち着きがないような仕草、傷心をも笑いに変える陽気さ…ウッディ・アレンの特長だと思うけど、俺は単純にウジウジした軽さを感じてしまって、あまり好きになれなかったなぁ。品のあるコメディだとは思うけど。

死に取り憑かれ精神病院に17年も通うコメディアン(ウッディ・アレン)と、シンガーの女性アニー・ホールとの出逢いと別れの物語。
アニーが成功の階段を徐々に上っていく度に、口論が多くなって考え方にもすれ違いが生じて、ついにアニーはハリウッドのプロデューサーのもとに行って別れることに、という、ある種、恋愛映画定番の流れだ。

男は常に夢を見て、女は常に現実を見る。それを容赦なくリアリズムが仲を割く。そんな男と女の違いをウッディ・アレン風にコメディとして仕立て上げたって感じかな。

若い頃のように、男女はいつまでも恋愛だけでは上手くいかなくなることが多数だ。やっぱり習慣化して、契約と発展していかなきゃ長続きはしないのではないかと思うね。いつまでも恋愛感情だけで上手くいくと思ってる男は昔も今も変わらず無様なものだね。

この映画、BGMがほとんどないね。小説家トルーマン・カポーティもチラッと出てる。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。