「続・世界残酷物語」

続いて、ヤコペッティ監督の「続・世界残酷物語(Mondo cane 2 /Mondo pazzo Mondo Insanity /Crazy World)」(63年・イタリア)も。

同じく世界の因習・奇習・珍習を描く“モンド映画”だけど、前回よりも衝撃的場面やグロが増えた感じがする。一方で、トンデモな文化が多くて、流石にコレはねえだろって、ツッコミたくなる映像も。

前作の大ヒットを受けて、前作の未発表のフィルムなどを交えながらも新たに編集したものだけど、撮影の途中、ヤコペッティ監督は交通事故に遭い入院となり、その間、プロデューサーや助監督が勝手に作り上げたものらしい。それだけにあくどいヤラセも多いみたいだ。

仏教弾圧に抗議する僧侶の焼身自殺はすでに有名だけど、あれ?こんなに明るい場所だったっけ?と思ってたら、やっぱり、この映画のソレは“ヤラセ”らしい。つまり再現したということだ。

ヤラセやフェイクでも、最後まで観て、大きく、痛みを伴うもの、女体が絡むもの、そして、未開の地のことと三つに分けられるようだ。

人間って…ヘンテコだねぇ。ヤコペッティってイタリア人らしいインチキなイケメンって感じだ。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。