「犬神家の一族」

4Kデジタル修復版って、画質が良くなったってこと?

もうセリフも覚えているくらいに、何回も観てる1976年の市川崑監督の「犬神家の一族」。石坂金田一だ。BSでやってたから、また観ちゃった。

さすがは“日本映画の金字塔”だが、もう半分以上の出演者が鬼籍に入ってるんですね。

結局のところ、犬神という旧家に支配・翻弄されることになった血族連中の、人一倍の欲と怨念と妬み嫉みが現れた悲劇の物語だ。人の業というか、情念ってのは、どこまでも根深いものだね。血縁を最も大事にする人は家柄やプライドに頼って生きる方が楽なものなのだろうか。

そうそう、外食券ってのは、戦後のGHQの統制下において、外食する者のために発行された食券のことなんだね。
角川春樹も渡辺刑事役で出演してるんだよね。
写真で市川崑監督も登場したんだ。
お春さん、カワイイね。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。