【古典洋画】「リオ・グランデの砦」

100円DVD。

1950年のアメリカ西部劇映画「リオ・グランデの砦(Rio Grande)」。ジョン・フォード監督の「騎兵隊三部作」の最終作。

また、ジョン・ウェインが主役だ。ジョン・ウェイン演じるヨーク中佐の部隊に、15年間も会ってなかった息子が一兵卒として赴任して来る。さらに、息子を連れ戻しにやって来た別居中の妻(モーリン・オハラ)も遅れて来る。そんな中、砦に横暴なアパッチ族の大軍が襲って来て…。

騎兵隊と息子の活躍と、危機を脱した中佐と妻、息子との家族愛が描かれるという定番のウエスタン・ドラマである。

先住民であるインディアンのアパッチ族が、完全なる悪役となっており、現代の戦争映画(敵はナチスか日本)と繋がるような、感動の、正義と家族の絆を重要視するアメリカらしいエンタメ・ホームドラマに仕上がっている。時折入る暴力的ユーモアも良い味付けだ。

インディアンvs騎兵隊のアクション・シーンは、さすがはジョン・フォード監督、迫力があって見ものだ。

なんか、子供の頃、お昼のロードショーでも観たような気がするんですけど。

当時の移動のメインは馬となるけど、人馬一体となって上手に乗りこなせたら、カッコいいだろうなぁ。