オフェンス フリースロー

フリースローとは、ディフェンスなしでフリースローラインからシュートを打つことを許される。これはシュート体制になった時、ディフェンスがオフェンスに対し危険な行為(以降、ファールとする)をした際に審判が危ないからやめてねと注意を促し、ディフェンスが危険行為をしたからオフェンス側に有利な条件を与えるものである。

シュートを邪魔するファール以外にもチームファールが5回を超えたら、一回ファールする度にフリースローを相手に設けさせなければならなくなる。例え、自陣のゴール下であってもオフェンスファール等をしたらフリースローとなるから、チームファールの合計には気をつけたいものだ。

先日、息子のミニバス応援に行ったら5番の子が沢山ファールを貰う試合があった。するのではなく、されるのだ。それもシュートを阻止しようとファールをしてくるものだからフリースローだらけの試合となった。(5回たまった訳では無い)

ここで驚いた!この子がスパスパシュートを決めるのだ!これはかなり大きい。塵も積もればというやつだ。ボーリングでいうヘッドピンを毎回当てるようなもの。(分かりにくいかなぁ?できる人は出来るんだけど出来ない人は全くといっていいほどフリースローは入らないものだ)

ディフェンス側の監督であれば(あんまり言いたくないけど)邪魔しなければ2点入るものを、ファールすることで2投(1点/回)にかわる。2点入るより1点の方がいいし、フリースローが下手な子だったら0点に抑えられるのだ。

リバウンドさえ取ってしまえばこちらのオフェンスにもなる。しかし、今回は5番の調子がよかったのか、普段からうまいのか…
あそこまでシュートが入るのであれば5番にパスが回らないようにディフェンス指示を出すのが監督の役割だっただろう。

フリースローの説明に戻る。
フリースロー中はペイントエリアに入ってはならない。
一番リングに近いところからフリースローラインに向けてディフェンス、オフェンス、ディフェンスの順でセットする。
スリーポイントより内側には各チームからシューターを含め3名ずつまでしか入ってはならない。
何本打つかは主審がコールする。
ボールを渡されてから5秒以内に打たなければならない。
最後のシュートが外れたらリバウンドをしてよい。
シューターの手からボールが離れた瞬間、ペイントエリアに入って良い。またスリーポイントラインより外にいる選手もリバウンドに参加して良い(これ知らなかったからJBAのライセンス持ってる人に聞きました)
シューターはボールがリングにあったらリバウンドに参加して良い
フリースローの最後のシュートボールがリングに当たらなかった場合、サイドライン(フリースローLINEの延長)からのスローインで試合が再開する

などなど、フリースロー周辺のルールだけでも細かく決まっている。(書いてないこと沢山ありますごめんなさい)

以下、雑感。
ペイントエリアは台形でなく四角に変わったしジャンプボールも試合開始時だけで、その後はヘルドボールになっても交互にスローインをする。身長格差に対応し、多くの子にボールが回るようにルール改革を進めた結果だと聞いた。小学生が健やかに育つために…本当にそうなる?

もうひとつ言いたいのは、スポーツにおける勝負ってガチンコで背が高いとかパワーがあるのが昔流だったけど、今は頭を使って次はヘルドボールになったらうちのだからはなさないとかかんがえながらやることなのかな。
ミニバスではマンツーマンディフェンスしか許可されていないようで、大会規定にもディフェンスはマンツーマンと記載されていた。あまり詳しく覚えてはいないのだが、ペイントエリアで2-1-2で相手が戻ってくるのを待っていた気がするのだがこれもルール変更があったのだろうか…私の所属していたチームがルール無視してただけなのだろうかw


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