見出し画像

【PJCS26位】タチフサクインライド

はじめに

PJCSポケモンGO部門に参加してきました。
結果はタイトルの通り4勝2敗で(多分)142人中26位でした。

どこかで歯車が一つ違えば5-1ラインにたどり着き世界大会の権利を獲得できていたかもしれないと思うと非常に残念ですが、結果は結果なので受け止めて次に生かしていきたいと思います(別に全く悪い成績ではありませんしね。全国26位!すごい!)。

せっかくなので構築経緯を順に話していこうと思います。

GOLabCup~

まずPJCSへの予選が始まる前に開催されたGOLabCupまで話は遡ります。
ポケモンGOを始めてから初めての公式大会があるということで、63という新しい形式(※実際は過去にも開催されたことがあるらしい)にも非常にワクワクしながら池袋へ2日間通ったのを覚えています。

そこで持っていった構築がこちら。

最初期

この時点で私の中でトドゼルガというポケモンが最強であるということは疑いようもない事実であったため、トドゼルガを軸に強そうなポケモンを揃えました。
原理としては「トドが不利を取るカウンターに強い枠を最低3枚」、「同様に不利を取る鋼に強い枠も鋼の種類に合わせて最低3枚」を2つ組み合わせた結果、「トドデオキ」と「タチフサクインオーロット」との噛み合いが良いという結論に至ったという感じです。

GOLabCupはなんとか抽選に通り参加できましたが、そこでは予選で1-2となり敗退となりました。
負けた内訳は「オーロットを出したら相手が3枚オーロットに強い選出だった」と「数ターンの交代時間差の一方的な噛み合いにより破壊」であり、これはパーティの欠陥ではないということで63の対戦ではとりあえず継続してこの並びを使うことにしました。ドラピオンが信じられないほどに重いことはこの時点であまり問題視していませんでした(というか気づいてさえいなかった)。

JCSオンライン予選~

そしてJCS予選が始まり、1回目ではこの並びをそのまま持ち込みました。
結果は惜しくも4-2で予選落ち。ただ最終戦で致命的なプレイングミスさえしていなければ5-1で抜けていたため、結局これも構築の問題ではなく自身の弱さが問題であると考えて、次の予選でもなおこれを持ち込むことを決めました。この時点で新しいパーティを考えても選出の感覚がない分だけ弱くなる可能性があるという点も大きかったです。

その後2回目の予選は日程が合わず参加できなかったため3回目の最後の予選に挑み、結果的には8-1で文句なしの予選抜けとなりました。さすがに構築が強いし経験積んでプレイングもついてきたぜ、行ける!となりました。
しかしそんなことはありませんでした。

全3回の予選が終わったため、ここでDiscordに毎回公開されていた予選のパーティの集計を行いました。ちょくちょく記念参加勢っぽいパーティもいたし参考にすべきは上位の構築だけだろうということで、予選抜けラインと同じ勝率だった人のパーティだけをピックして、各ポケモンの使用数を出しました(集計ははりゃんさんにご協力いただきました)。

KP表

その結果がこれです。トドゼルガチャーレムヤミラミの3トップは良いとして、私視点で一番困ったのが、ドラピオンがKP13位と思ったより使用者が多かったこと。
この辺ではさすがにドラピオンが重いことに気づいていて、このKPを見てJCS本選でドラピオン無視のこの構築をそのまま持っていくのは気が向きませんでした。

予選終了後~

というわけで新しい構築を組む必要が出てきたため、はりゃんさんと話しながらKP表とにらめっこして2つの構築を作りました。
それぞれ「ナットレイが強そう」と「タチフサクインを信じろ」です。

ナットレイ
タチフサクイン

両方ともそんなに悪くなさそうに感じました。どちらにするかかなり迷ったのですが、技公開がないルールであることを活かしてレジスチルはラスターカノン、タチフサグマにはダストシュートをそれぞれ採用する予定であり、判断基準としてどちらが面白いかを考えたところ個人的には後者に軍配が上がったため当日はタチフサクインを持っていく事にしました。

そして当日の朝。最終確認で改めてKP表を見ているときにとあることに気づきます。

ドアホ「あかんバナで詰んどる」←この人はりゃんさんと相互に構築相談しててこの時点ではりゃんさんのパーティに入ってるフシギバナを何回も見てました。

さすがにブルンゲルをフワライドに変更しました。KP表を見る限り変えることで新たに重くなるポケモンがそんなにいなかったのでこれでパーティ完成。気づかなかったらマジでヤバかった。

色合いなんか好き

パーティの原理は最初のパーティと同じで、デオキシスをチャーレムにしてもいいように他の部分をいじったという感じです。
この「タチフサクイン+トドチャーレム(デオキシス)+ゴースト+フェアリー」は全体的にどういうピックをしてもそこそこ補完が優れたピックになり、トドとタチフサの並びでカウンターギミックにもできるというのが特徴です。
終わってからの感想ですが、補完が良いせいで読みあいのじゃんけん化が加速しているという気もしました。最初のパーティは相手の選出を多少誘導できていた気もするので、必ずしも綺麗な並びであることが強いことにつながらないのかもしれません。
まあじゃんけんと言っても結局濃淡はあってパーティの有利不利は発生するわけで、基本的に有利になりやすい(=選出に幅が出る)のは補完が綺麗な並びなのはそうだと思うんですけども。でもチルタリスにプクリン合わせる以外ほぼ無理な構築でチルタリス引いても勝ってベスト4行ってる人いるんだよな……
結局人強が大事ですねw

当日

詳しい対面を全部書き出すことは不可能なので大雑把に。
実際の対戦ではパーティ勝ちと言えそうな対面を6回中3回、とんとんを2回、不利を1回引いたので構築的にはまあまあ正解よりで、プレイングで結果を拾えなかったのがただただもったいなかったという感じでした。

デオキシス+フシギバナが両方入っているとフワライドが過労死するので不利になりやすいというのはちょっと気づかなくて、そしてそれを2回も引いたというのはさすがに考察も運も不足していました。片方はデオキバナはきついもののほかで有利っぽかったのでとんとん~微有利だったかなと思うんですが、もう片方は本当にやっててノーチャンスって感じました。至らんしつかん……。
あとアロキュウのダメ感を全然把握してなかったことも反省点でした。スーパーでアロキュウ使ったの当日でほぼ初めてくらいだったの本当に最悪で、3-3フレ戦でもいいから回しておけばよかったですね……。

でも反省点だけじゃなくいいところもたくさんあって、初戦のお相手がチルタリス+ナットレイを主軸に置いていたのでフワライドがガン刺さりして勝ったり、5戦目ではタチフサグマのダストシュートをマリルリにぶち当てたり、最終戦では相手のパーティがニドクイン重すぎたのでブラッキー初手にニドクインバックしたらサイコキネシスが飛んできたり、何より一緒に考察した仲間がすごい活躍するところを目の当たりにできて、来てよかった~となる場面が多くて最高でした。

色んな人と話せたし知り合えたのもよかったです。
来年もまたあったら出場狙おうと思います、GGs!

#はりゃんWIN

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?