「やる気」と「心理」
お疲れ様です!
tomoです。
以前の作品を読んでいただいた方ありがとうございます。
今回作品から読んでみた方はじめまして。
隠れた個性・才能を発掘し、活かす心理カウンセラーを目指して日々邁進(まいしん)しています。
本日は最近自分がやる気やモチベーションに波があると感じ、そもそもやる気やモチベーションてどのようなものなんだろう?
やる気は心理にどのような影響を与えているか気になり、書いてみました。
「やる気とは?」
「やる気」の定義
少し前や今でもですが、「やる気スイッチ®」というワードが話題になりました。そもそも「やる気」といはどういう定義なのでしょうか?
「やる気」とは諸説ありますが、以下のように定義されています。
やる気によって物事に向かう時の積極性が左右され、自分の行動にも影響が出ていれることが考えられます。
「やる気」とともによく出てくる言葉が「モチベーション」という言葉です。では、「やる気」と「モチベーション」はどのような違いがあるのでしょうか?
「やる気」と「モチベーション」の違い
モチベーションは諸説ありますが以下のように定義されています。
この定義をみて、やる気が生まれてからモチベーションが生まれるのではないかと考えられます。
ただ、動機付けという観点からみるとモチベーションによってやる気が生み出されることもあります。
「やる気がある状態」と「やる気が出ない状態」ってどんな状態?
「やる気がある状態」と「やる気がない状態」とはどのような状態を指すのでしょうか?
いろいろあるとは思いますが、詳細がわかりやすいサイトがあったので、その内容を参考に具体的にどんな状態を指すのか書いていこうと思います
「やる気が出る状態」
達成したい目標がある
やる気がある状態の人は、達成したい目標が明確にイメージできている人が多い印象にあります。
ただ、漠然とタスクをこなす時よりも自分が達成したい目標に向かった方が前向きな感情や充実感を感じやすいと思います。
やる気がある状態の人は、そういう明確な達成したい目標がある人が多いと推察(すいさつ)します。前向きに物事を考えられる
やる気がある状態の人はやる気というエネルギーがあるため、エネルギッシュに行動できるイメージがあります。
そのため、前向きに物事を捉え前進している人が多い感じがします。活力に溢れている
活力とは活動するためや元気でいるために生み出されている力と表現されることが多いです。
やる気が出ている状態の人はその活力が溢れており、周囲にそのエネルギーを分け与えられるぐらいあると感じます。困難に挫(くじ)けずに続けられる
やる気に満ちした人は、目標達成に没頭できている人が多いので、やる気が出ない状態の人より、目標達成に向けて途中で挫けずにやり遂げる人が多いです。失敗を恐れずに挑戦できる
失敗は誰しも恐れますし、できるなら失敗したくない人が多いと思います。特に何か大きな挑戦や、新しい経験を得ようとする時に感じやすいと思います。そんな時、やる気がある状態の人はどちらかというと、失敗を恐れず挑戦や新しい経験を積極的に行動して得ていると感じます。自己効力感が高い
自己効力感とは以下のように定義されています
やる気が出る状態の人は積極的に物事を成し遂げようと思う気持ちが強く、自己効力感を高く感じている人が多いと感じます。
「やる気が出ない状態」
不安や燃えつき感がある
挑戦や自分にとって不確実な出来事に関しては、誰しも適度な不安や緊張感を感じると思います。
ただ、この不安や緊張感が継続的・長期的に続くと強いストレスとなり、やる気が出ない状態になりやすいです。
結果、突然やる気や熱意を失ってしまう燃え尽き症候群(バーンアウト症候群)になるリスクが高くなります。出来る気がしない
やる気が出ない状態の時は、自己効力感も低くなっていることが多く、いつもだったら出来ていることにも「出来ないんじゃないか…」と不安になってしまい、極度に失敗を恐れたり、行動できなくなってしまう状態に陥りやすいことが考えられます。やるべきことに集中できない
やる気が出ない状態の時は、物事に集中する力がいつもより低くなっており、目の前のやることに対して集中できず、手が止まってしまったり、面倒臭いと感じてしまう人が多いと感じます。
「やる気」が出る仕組みは?
「やる気」が出るといってもどのように出るのでしょうか?
脳科学の観点から説明していきます。
ドーパミンが出ている状態
人は意欲的になる、幸せを感じる、集中力が高まる等のやる気が出ている状態はドーパミンが出ている状態と考えられます。
フロー状態
困難に挫(くじ)けずに続けられるのところで「やる気に満ちした人は、目標達成に没頭できている人が多いので〜」という内容を書きましたが、その状態が「フロー状態」といえるのかなと思います。
フロー状態にある人は疲れることなく集中することができるため、やる気が持続する傾向にあります。
「やる気が出ない・やる気を失う原因」とは?
やる気が出る仕組みは理解できましたが、逆にやる気が出ない・やる気を失う原因とはどんなことが考えられるでしょうか?
ドーパミン不足
やる気が出る仕組みのところで書きましたが、ヤル気が出ない・失うということは、ドーパミンがなんらかの要因で不足している可能性が高いと考えられます。
原因は様々なことが考えられますが、主に加齢や生まれつき的要因、接種している薬の影響、その他ストレスやネガティブな体験等の心因(しんいん)的要因が考えられます。アンダーマイニング効果
他人の評価や金銭的な報酬等の外発的な動機付けが原因で、自分の好きなこと・興味あることを楽しむ等の内発的な動機をブロックしてしまい、他人の評価や金銭的報酬がなければ、やる気を感じられなくなってしまう傾向になりやすいと考えられます。
ストレスによって脳がFF(fight or flight)状態になる
疲労やトラブル等により大きなストレスまたは継続的なストレスが生じると一時的にやる気が低下することがあります。
しかし、このストレス状態が継続してしまうと不安感が拭えなくなる、休んでもリラックスできない状態になりやすく。この状態を脳が感知して、FF状態に陥ってしまう可能性があります。
脳がFF状態だとやる気が起きにくい状態であることは今までの内容でなんとなく感じている方もいると思います。
やる気の出す・やる気を継続させる方法
やる気が出ない方にとって早くやる気が出てほしいややる気が継続的に出せればいいなと感じる方が多いと思います。
どうすれば、やる気がでやすいかまたはやる気を継続しやすいかいくつかピックアップして紹介します。
行動してみる(初動を早める)
皆様は、やる気を出すために考えるより行動してみたらとうまくいった経験はないでしょうか?
行動に早めに移すことでドーパミンが分泌されやすい状態となり、それがやる気が出るきっかけになる傾向があります。
時には考えるより「まず行動してみる」のが大事なのかもしれませんね。
達成できそうな目標を立てる
今の自分にとってあまりに高いハードルの目標だとやる気がなくなるとともにやる気が継続しにくいです。
自分が今できることを把握した上で、達成できそうな目標から実行してみることで、やる気が起きやすく、さらに達成できた目標を積み重ねていくと、やる気の継続に繋がると考えられます。
私自身この方法でやる気がかなり継続できた成功体験があります。
習慣を作る
人は慣れないことにエネルギーを使いますが、日々繰り返すことで、潜在意識に働きかけ、やる気が出る習慣が身につくと意識しなくても、やる気が出る状態にもっていきやすくなります。
この方法は一定期間繰り返すことが大事なので、長期的に考えることが大切です。
他にも「適度な運動を取り入れる」や「マインドフルネスを行う」等の方法があります。
参考になれば幸いです。
今回の記事の内容は下記のサイトを参考にさせていただいたので
気になる方は是非ご覧ください↓
いかがだったでしょうか?
今回は「やる気」と「心理」というテーマ書いてみました。
この記事を書いてみて、やる気は大事なことかもしれませんが、無理やりやる気を出すのは逆に未来の自分からエネルギーの前借りをしている状態なので、自分の自然とできることを見つけて習慣化していくことが大切なのではと感じました。
この動画をみて、それをすごく感じたので気になる方はこちらの動画是非ご覧ください。↓
最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んでいただきたすべての方に感謝します。
「やる気」と「心理」でした。
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