『シネマハウスへようこそ』サブタイトル解題〜第１１章〜

クリスマス真っ只中の内容となった第十一章は、この季節にぴったりのB'zのスタンダード・ナンバーをサブタイトルにさせていただきました！
『シネマハウスへようこそ』の各章は、基本的にサブタイトルに付けている作者お気に入りの映画や楽曲ありきでストーリーを考えていったのですが、この第十一章とエピローグだけは、ストーリーの考案とサブタイトルの選定を同時平行で行っています。

「この日の秀明の心情に最も相応しいクリスマス・ソングは何か？」を考慮した際に、歌詞の内容から、この曲がピッタリだと考えたのですが、彼の内心の通り、《ベタな選曲》になってしまいました(笑)
ところで、バブル全盛期の頃に作られたこの曲の歌詞に、「君が欲しがっていた椅子を買った」とあるのですが、拝金主義が横行していた時代に、定番のアクセサリー等ではなく、クリスマスプレゼントとして贈られた、《彼女の欲しがっていた椅子》が、どんなにセンスの良いものなのか、気になるのは、作者だけでしょうか(^_^;)？