『シネマハウスへようこそ』サブタイトル解題〜第8章〜
後半戦の開始となる第八章のサブタイトルには、本作『シネマハウスへようこそ』の三大柱の1つであるジョン・ヒューズ監督作品を取り上げました!
ジョン・ヒューズ作品にしては珍しく、主人公が将来や現状に悩んだり、葛藤したりしないのですが、ストーリーに到底するテーマやオシャレな台詞回しは、彼の青春モノ作品の模範例と言えるかも知れません。
作者が、この映画の存在を知ったのは、伝説のラジオ番組『誠のサイキック青年団』の関連書籍である『サイキック読本Ⅲ』で、某ディレクターさんが書かれた映画評を読んだことがきっかけなのですが、秀明と亜莉寿の『フェリス~』に対する感想は、作者自身とディレクター某氏の映画評をミックスしたものになっています(^_^;)
作者が、『シネマハウスへようこそ』の小説を書こうと思った動機は、思春期に読んだ、上記のディレクター某氏の映画評に触発されたものなので、『フェリス~』は、まさに、『シネマハウスへようこそ』の生みの親と言っても過言ではない映画と言えます。
また、21世紀の映画作品でも、人気の高い『きっと、うまくいく』や『デッドプール』シリーズは、明らかに『フェリス~』の影響を受けていると思われるので、今の若者にも通じるテーマではあるのかな、とオッサンになってしまった作者は考えています(笑)
『シネマハウスへようこそ』のストーリーも、ここから後半戦に入るため、初心を忘れないためにも、自分自身にとって、最も思い入れの強い作品をサブタイトルに選んでみました。
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