大怪獣物語
もともと、そんなにコミュニケーションが上手なほうではありません。
社会人になってから、仕事関係以外で、新たに誰かと知り合って、となると一番多いのは、趣味を通じて、というもの。
でも、そこまで完全に趣味が一致する、なんて人にはなかなか出会えない…
むしろ、同じジャンルだからこそ、(そのジャンルを知らない人にとってみると)些細なこだわりがあったりして…
で、あるとき気付くんです。
「あ、俺寄せていってる」って
つまり、その人間関係を保つために、趣味のほうを微修正しちゃうんです。
あのアーティストの、あの曲の、あのリフが好き、みたいな人がいたとして、
俺は、そのアーティストは確かに好きで、その曲も好きだけど、アッチの曲のほうがもっと好きなんだけど、その人の前ではその曲大好き!みたいな態度をとっちゃう、みたいな事です。
なんだろうね…
やっぱせっかく知り合えた人とはもっともっと仲良くなりたいもの。嫌われたくないもの。
で、人間関係のために無理しちゃってる自分が、また嫌いになる、というのがパターン…。
で、思い出した事があって、
「大怪獣物語」というテレビゲームが昔ありまして
大好きでずっとハマってたんです。
なんのキッカケかもう忘れてしまいましたが、クラスメートとそのゲームの話になりまして、その人もやってたんですね、「大怪獣物語」。
そのときの俺とクラスメートは、もう、完全一致で。
今”大人として”考えると、そのクラスメートが話を合わせてくれてて、俺がそれに全く気付いてなかった、という可能性も無いワケでは無いんですが…
もう思う存分、言いたい放題、思いのたけをしゃべっていた記憶があります。
楽しかった。幸せだったなぁ…
出来れば、かくありたい、と願う。
それは難しいだろうことは分かっているので、
せめて、「自分をごまかさず貫きとおす」か「相手に合わせたとしても、それはそれでキチンと受け入れる」か、どっちかは出来るようになりたい、とそう思います。
…「大怪獣物語」、やりたくなってきた…(笑)
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