Windows 10 で不具合が起きた際の診断ソフトに頼る事の注意点(2024年3月)

Windowsに標準搭載されているメモリ診断ソフト (メモリのエラーの診断) は質が高くないのでその結果を信用しないこと。エラーが存在する場合でさえ「エラーはありませんでした」と嘘の報告をしてくる。そのせいでPC不調の原因の特定が余計に難しくなり、迷惑をかけられた。(嘘を報告されるよりは、最初からそんな診断ソフトが付いていないほうがマシ)

症状

ネットサーフィン中に(ブルースクリーンになることもなく)
画面が固まって、そのまま画像の出力がなくなって画面が消え、静かにPCが停止する。流していたYoutubeの動画の音声だけが30秒ほど続いて聞こえた事から画面が硬直した後もPCそのものは幾らか動いているのが確認できた。
この状況になると、毎回、電源ボタンを長押ししてPC再起動をして何とか使っていた。

解決策

ネットで助言をいただいて、Memtest86+ というメモリチェックのソフトを使った。すると、毎回、13.4G番地でエラーが出る事が判明した。
実際にそこに相当するメモリを抜いて (4GBx4スロット構成なので4枚目)。
それから、Memtestをして確認後、
Windowsを起動して使って見たら問題は起こらなくなった。

今回の教訓

ブルースクリーンが出ない、という時点で気づくべきだった。
あの青い画面が出ないという事は
Windows が感知できない程に小さく見つけがたいエラーが
存在するのだと。
であるならば、Windows搭載のメモリ診断でそれを見つけられるはずがない。外部の診断ソフトを使うべきでした。
メモリ診断がこうであるならば、ディスクのエラーなどの他の診断系のソフトもWindows標準搭載のものは信用出来ない。

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