冬の寒空に向かって伸びる樹木に頑張れって言われた気がした

寒い寒い冬の日
なんだか気持ちも
トーンダウンしがちです

でも、自然を見れば
そこかしこに
緑がみられます

今日はそんな生命に
想いを巡らせます

冬の日

冬は
基本的に生命にとっては
お休みの期間とされています

よくある童話などでは
草花が姿を消し

雪が降り

動物たちは
秋の収穫を溜め込んで
暖かい巣穴の中で
ゆったりと春を待ちます

人間も
決まったお仕事がなければ
基本的にお家で
まったりゆったり
春を待つのでしょうか

冬支度

ガーデニングをされている方なら
冬支度のために
育てている植物の枝葉を
切る作業をされている方も
いらっしゃるでしょう

公園の樹木や
道路の街路樹たちも
業者の方の手によって

枝葉を切られていきます

一枝　一枝
丁寧に

ちょきん
ちょっきん

ちょきん
ちょきちょき

枝葉を落とした樹木は
太い枝の途中から先がなくなり

ぎゅっと両腕をちぢこめたり
きつく小さく体をすぼめたようで

少し寒そうな気がした

小春日和

日本は四季があり
冬はやがては
春になる

寒い冬の日にも
少し暖かい日はくる

それが何日か重なったある日
切られた太い枝に

か細い新芽が顔を出した

ああ　春が来る

ああ　冬が萎んでいく

春へと

そんな新芽も　
少しずつ大きく太くなり

また春の時を刻んでいくのだろう

寒い寒いこの日々に

少し見えた綻びに

私の中の心も

少し綻びを見せました

さあ　春はもう少し

太陽を　生命を心に宿し

歩んでいきましょう

ではまた　次のつぶやきで