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ランサーズで採用される提案文のコツ【売れる営業マンから学ぼう】

ランサーズで思うように仕事が受注できなくて焦ってます。
クライアントに対していい感じの提案文が思うように作れません。


今回はこんな悩みを解決していきます。


本記事の内容

・ランサーズで受注率が上がる提案文の書き方
・ランサーズで提案文が採用される有効手段

この記事を書いている僕は、WEBライターとして月40万縁以上稼いでいます。
副業としてWebライターを始めて、3ヶ月で月10万円を達成しました。


僕はランサーズもWEBライティングも初心者でしたが、5ヶ月で100本以上のライティングをしてきたので、提案文もかなり書きました。


本記事では、ランサーズなどのクラウドソーシングで使える提案文の書き方や、有効な仕事の獲得方法を解説しています


スキルや経験と仕事の受注数は必ずしも連動しませんので、この記事で受注数を上げる方法を習得していきましょう。


まだランサーズに登録していない方は、ランサーズの登録方法【稼げるプロフィールの作り方も解説します】をご覧ください。

ランサーズで採用される提案文の書き方

とりあえずテンプレを見せて欲しいという人もいるかもですが、正直テンプレ自体はそれほど重要ではないです。


ランサーズで仕事の受注率を上げていくためには本質を理解することが最重要で、たぶん受注ができない99%の人は、この本質を理解していません。


ということで、いきなり最重要パートの解説をしていきたいと思います。


売れる営業マンの提案から学ぼう

ランサーズで提案文を送るということは、営業をしているのと同じです。


なぜなら、クライアントから仕事を受注するために、自分(知識・能力)という商品を相手に売り込むからです。


ちなみに僕は本業で10年以上営業の世界にいますので、他社も含めて1,000人以上の営業マンを見てきました。


その中でもトップ営業マンがやっていることを、そのままランサーズの提案文に活かすことができます。


出し惜しみなしで発表すると、トップ営業マンの共通点は下記です。


  • 相手のニーズを汲み取れる

  • 自分の付加価値を最大化できる

  • 固定観念にとらわれない


この共通点をランサーズでそのまま応用していけば受注率は上がりますので、少し深掘って解説をしていきます。


相手のニーズを汲み取る

ランサーズで提案文を作成するにあたって、というよりビジネスにおいて相手のニーズを捉えることはかなり重要だと思います。


ニーズを無視した提案はただの押し売りだからです。といっても難しいことではないので、下記の募集案件を例に考えていきましょう。


新規メディア立ち上げに向けて、WEBライターさん募集。
こちらからの一方的な依頼だけではなく、一緒にメディアをつくっていけるライターさんを探しています。


この募集で求めているライター像は、たぶん下記のような感じかなと思います。


  • 一緒にメディアを立ち上げることに共感してくれる

  • メディアを良くするための意見やアイデアをくれる

  • スポットの仕事よりも長期的に付き合っていける


その仮説に自分がマッチしているのであれば、過去に何かのプロジェクトを立ち上げた経験などをアピールすれば、わりと採用されやすいでしょう。


こんな感じで「相手が求める人」をイメージして書くと、提案文の伝わり方はかなり変わっていくと思います。


自分の価値を最大化する

ランサーズに登録したばかりの時は、提案文で何をアピールすれば良いのか悩むことが多いと思います。


売れる営業マンは商品の価値を最大化するのが上手なのですが、例えば最初はこんな感じの内容でもOKです。


  • 納期を必ず守ります

  • 修正依頼にも快く応じます

  • メッセージは朝昼晩に1度は返信できます


納期やレスポンスの早い方は、職種問わずクライアントのウケがかなり良いです。


ランサーズに限らず世の中にはルーズな仕事をする人も一定数いて、クライアントも過去に痛い目を見ていたりしますからね。


次に、ライター経験がなくても、趣味や本業などで3年以上続けてきたことは積極的にアピールしましょう。


クライアントはライター経験よりも、専門的な知識や情報を求めています。


例えば本業が不動産業なら、


ライター経験はありませんが、本業では不動産業を10年以上やっています。
これまでの経験や知識を活かし、お客様の悩みを解決する記事を書くことができます。


こんな感じのアピールをすれば、ライター未経験でも十分説得力がありますね。


固定観念にとらわれない

意外と盲点でやっている人は少ないのですが、固定観念にとらわれずに提案をし続けると、思わぬ仕事を受注できることがあります。


例えば次のようなライター募集案件が、ランサーズに掲載されていたとします。


女性のための恋愛系メディアのライターさんを募集しています。
アラサー女性向けの記事のため、今回は女性ライターさん限定での募集とさせてください。


たぶん普通男性はスルーしてしまうと思いますが、僕はスルーせずに次のような提案文を送りました。


私は女性にモテたくて、女性の思考・ファッション・美容などをメディアと実体験で勉強してきました。

男性ならではの目線で「本質的な女性の魅力」を記事にできると思いますので、募集要項とは異なりますが、採用のご検討ください。


半分はダメ元だったのですが、相手からの返答は「面白いご提案ですね。ぜひお願いしたいです」と、採用に至りました。


あえて空気を読まず、固定観念にとらわれない提案すると可能性は広がります。初心者のうちはひねりのある提案も試してみましょう。


提案文に使えるテンプレートを公開します

上記が最重要パートなのでここで記事を終えても良いのですが、せっかくなのでテンプレートを紹介します。


このテンプレがあったほうが、ランサーズ初心者の方は提案文を習得する時間をわりと短縮できるからです。


WEBライターの募集を例にして、上記の本質を抑えつつ解説をしていきます。


メンズ美容を中心とした、弊社メディアのライティングをしてくださる方の募集です。
化粧品、ヒゲ脱毛などジャンルは幅広く、こちらから依頼するキーワードに沿って執筆を依頼します。
自己紹介とこれまでの実績をつけてご応募ください。


1. 導入文

基本はビジネス文書を前提として書いていくので、丁寧な出だしが必要です。


○○様

はじめまして、ライターの○○と申します。
今回のメンズ美容のライティングに、ぜひ応募させて頂きたく思います。


こういった当たり前の導入文を書かない人が多いので、このあたりは一般常識として普通に書くようにしましょう。


2. 結論

導入文の次は、一行で自分を表現します。


私はライター未経験ですが、メンズ美容の知識には自信があります。


冒頭からダラダラとした文章を書くと相手に伝わりません。まず結論をズバッと書いて、相手に自分を印象づけましょう。

ちなみに、未経験であることを隠す必要はありません。


3.結論に対する根拠

上記で結論づけた内容の根拠を書いていきます。


なぜなら、私は10年以上美容メーカーで勤務をしてきたためです。
また、個人的にも美容が好きで、メンズエステに通ったり、ホームケア化粧品にもこだわっているため、ユーザーの悩みも分かります。


複数の根拠があると説得力が増しますね。ここで言うと、仕事としてだけではなく、個人的にも美容が好きというのはプラス材料です。


4. 最後にダメ押し

ここまででもわりと印象は良いとは思いますが、未経験者という点を踏まえるともうひと押し欲しいところです。


そこで、上記でも解説したように、自分の価値を最大化していきます。


今はライターとして下積みの時期だと考えていますので、お仕事させて頂くにあたり下記をお約束します。

・納期を守ります(可能な限り納期より前倒します)
・修正依頼にも何度でも快く応じます(勉強だと捉えます)
・メッセージは朝昼晩最低1度は必ずチェックします(ロスはしません)


どうでしょうか。客観的に見て頂いて、このくらいの提案文のクオリティになってくると、採用してみたくなりませんか?


SEOやセールスライティングなどをガッツリ求める仕事とかでなければ、未経験でもけっこう受注できてしまうと思います。


最後にお互いの作業量のミスマッチがないように、作業可能本数や作業時間を書いて終わりです。


作業時間としては、1週間に10時間〜15時間は確保可能です。
1記事3000文字程度のお仕事であれば、週に2本、月に8本程度までは対応できるかと思います。ご検討のほど宜しくお願い致します。


作業量の目安は、最初は2〜3時間で1,000文字と考えておいたほうが妥当でしょう。慣れてこれば、1時間で1,000文字くらい書けるようになります。


ランサーズで提案文の採用率を上げる方法

ランサーズで仕事を受注をするために提案文は最重要ですが、その他に抑えておくべき点をいくつか解説していきます。


提案件数を圧倒的に増やそう

ビジネスで成果を出す方法は、業界問わずにいたってシンプルです。


質×量→成果


たったこれだけです。


提案文の本質やテンプレでは「質」にフォーカスをしてきましたが、成果を出すためには「数」をこなす必要もあります。


僕も最初は15件〜20件くらいの提案文を送って、ようやく1件受注するような確率だったからです。


まずは圧倒的な数で提案数を増やしつつ、落選したらその原因を自分なりに考えて改善していく。ランサーズの世界では1年生のつもりでやりましょう。


プロフィール登録や各種認証はパーフェクトにしよう

ランサーズに登録している人を見ると、細かい設定などが漏れている人が多いです。少なくとも下記の内容は、全て設定や記入をするようにしてください。


こういったものが設定されていないだけで、仕事を発注する側は不審に思ったり、ルーズな印象を持ちます。


  • プロフィール写真

  • 表示名

  • 300文字以上の自己紹介

  • 本人確認

  • 機密保持確認

  • 電話確認

  • ランサーズチェック

  • スキル

  • 資格


ちなみに上記は「認定ランサー」にランクアップするための必須項目でもあるので、忘れないうちに設定しておきましょう。


他ランサーをチェックしておこう

ランサーズでは他のランサー(受注者)のプロフィールの閲覧ができますので、自分と同じ職種の上位3名くらいはチェックしておくといいかもです。


プロフィールの作り方や体裁の整え方など、わりと参考になります。


ちなみに上位のランサーの方々はすごい経歴やスキルの方が勢揃いだと思いますが、そこは気にしなくて大丈夫です。


そういう方々が取り組んでいる仕事は、単価5万とか10万の案件なので、実はバッティングしません。自分の土俵で戦いましょう。


まとめ:ランサーズで受注率の上がる提案文の書き方

提案文の作り方をわりと細かく解説してきましたので、「この知識があれば自分にもできそう」と思ってもらえたら嬉しいです。


「ランサーズ」でWEBライティングの経験を積むことができれば、SEOやセールスライティングなどの知識も増えるので、ブログで稼ぐこともできます。


動画がトレンドの時代ですが、顔出しは無理だから文章で勝負したいという方は、僕みたいにWEBライターとブロガーを掛け持ちがわりとオススメかもです。


では、今回はこのあたりで終わりにしたいと思います。

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