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La volpe(ラ・ボルペ) - 3バックをこよなく愛する男-

今日のフットボール界において目にする、2センターバックがサイドに開き、アンカーが最終ラインに入ることによって、サイドバックが中盤の高さを取るビルドアップ。

これをはじめに発明し、戦術として取り入れたのは、リカルド・ラ・ボルペ(Ricardo La Volpe)と言われています。

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アルゼンチン出身の彼は、メキシコ代表を始め、様々なクラブの指揮を執ってきました。そんなアルゼンチン人監督はビルドアップ時には1-3-5-2や1-5-3-2のシステムを用いて、先に述べた”LaVolpe”と呼ばれるビルドアップを構築しました。しかし、Boca Juniorsを率いていた際には、4バックを使用するなど柔軟性に長けた指揮官であるとも言えます。

最後に、彼の有名な言葉を紹介したいと思います。

「私が納得する勝利というものは、良いフットボールをして勝つことであり、ペナルティーやセットプレーで獲得した勝利は嬉しいが、幸福感に満たされない」


マンチェスターC指揮官であるペップ・グアルディオラ(Pep Guardiola)も多大な影響を受けたというメキシコサッカー。

彼もその歴史を作り上げた1人でしょう。


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