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GoogleのAutoDrawの著作権について

①AutoDrawとは

AutoDrawは、Googleが提供しているお絵描きツールのようなものです。雑に絵を描いてみると、その形から「あなたが描きたいのはこのイラストですか?」と提案してくれるすごいツールです。
説明を読むより、まずは自分で描いてみるとその機能が理解できます。https://www.autodraw.com/ にアクセスしてみると、こんな画面が出てきます。

AutoDrawの画面

画面上で、適当に絵を描いてみると.…

スマホのつもり

画面上部に「Do you mean(もしかしてこれが描きたい?)」が出てきます。私はスマホのつもりで絵を描いたのですが、電卓とか建物が候補として出てきますね。それぞれの画像をクリックすると切り替わります。

仕方なく電卓を選択

このように、自分の意図した絵を簡単に作れてしまいます。

②著作権フリー

しかし、ここで作成した画像の著作権は大丈夫なのでしょうか。https://www.autodraw.com/artistsの詳細を確かめてみます。

AutoDraw is a collaboration between machine learning and the artist community. You can download the drawings created by different designers and artists here for use, in accordance with the Creative Commons Attribution 4.0 International License. The majority of the drawings in AutoDraw were created by Selman Design, a design studio in New York.

https://www.autodraw.com/説明文より

「Creative Commons Attribution 4.0 International Licenseに従い、さまざまなアーティストやデザイナーの作成した絵をダウンロードできます」とのことです。
では、念のため「Creative Commonsなんちゃら4.0」の内容を確認してみます。

CreativeCommonsの日本語訳ページ

この内容を信じる限り、どのような目的であれ著作権フリーで使用できそうです。
フリー素材の検索をするとき、検索ワード通りの素材が出てこなかったり、そのサイトの会員登録をしなければいけなかったり、結構面倒なこともありますので、AutoDrawは重宝しそうですね。

noteを読んでいただきありがとうございます。よろしければ、暇なときなどにまた見に来てください。もし何か、考えたことなどがあれば、感想をお聞かせください。そこから少し、楽しいコミュニケーションが生まれたらうれしいです!