【韓国人の整形事情】~女性編~

韓国では高校や大学の受験合格のご褒美として親から「整形のプレゼント」がある。
「こんな醜い顔に産んでごめんね」と整形費用をプレゼントされるわけだが、渡す側も渡される側もどんなリアクションを取っているのか、想像に苦しむところ。

今でこそ整形に対して寛容な世の中になっているが、10年以上も前は「整形」と聞くと批判的な意見もあり、安かろう悪かろうは当然で、そんなクリニックで整形すると整形後は「やりました感」満載で、ひどい時には後遺症が残る。

まだ韓国語もままならない夏頃、私は友達の紹介で1人の韓国人の女の子と出会った。
非難が殺到しそうだが、その子は10メートル遠目で見ると細身で小柄で可愛らしい。
ただ、その子の顔を半径50㎝圏内で対面すると化粧では隠し切れない整形痕が確認できた。

10年以上前の韓国では整形三大部位として「鼻・目・骨格(エラ削り)」が上げられるのだが、その女の子は明らかに鼻と目をやっちゃっていた。
不自然なほど広い二重幅のせいで余計に目が小さく見えるのに加え、少女マンガの主人公のような取ってつけたような尖がった鼻。

私は最初、彼女に出会ったときに「それ整形?」と言ってしまいそうになったが、グッとこらえたのを覚えている。
彼女本人から聞いた話しだが、整形してから既に1年以上経過していると言う事だったので、恐らくダウンタイムで腫れていると言う事ではなさそうだ。




また別の韓国人の友達(女性)から整形の相談にのったことがある。

「私、整形しようと思うんだけど、どう思う?」
この時私は
「そうなの?・・・まぁ、したいなら良いかもしれないけど大丈夫なの?」
と答えた気がする。

実は私が返したその返答はほぼ不正解なことが後日、韓国人のルームメイトに聞いて分かった。

韓国人からもし整形の相談をされたら「良いと思うよ!頑張って!」と答えるのが模範解答のようだ。
整形反対意見の方もいらっしゃると思うし、それぞれの意見を主張されると良いのだが、韓国の場合は背中を押してあげるのが得策であると言うことです。

これはノンフィクションです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
智恵


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