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わたしが仕事をするうえで、変えていきたいマインドセット

学生時代のわたしは、社会人として世の中に出て、働くことが怖かった。就職もなかなか決まらなかったし、ようやく採用してもらえた仕事(どうしてもやりたい仕事ではなく、わりと妥協して就職を決めてしまった気がする。いわゆるミスマッチ)は、1年で辞めてしまった。

20代の頃は、就職することが面倒になり、同じ組織でずーーーっと働き続けたいと思っていた(それが日本の従来のあたりまえであり、組織が求める人材像であることは理解している)。30歳を目前に、正規職員になれたというのに、退職する決断をするなんて、学生時代のわたしが聞いたらびっくりするだろう。。

仕事をするうえで、他の人からどう見られるかをすごく気にして、自分らしく振る舞えていないなと感じることがわりと多い。「自分の意見」は全然求められていない感じがしてしまい、精神的に辛くなる。

職場での人間関係は、いわば「恐怖政治」だった。上司や先輩、同僚の目が怖いし、当たり障りのないように、何かトラブルが起きないよう・・ただただ気を遣いすぎて、いつも疲弊していた気がする。監視されながら業務に取り組んでいて、楽しめるはずがない。

あれだけ天職だと思っていた仕事にリトライしてみたら、20代の頃の自分のマインドセットを急激に思い出した。あの「恐怖政治」だ。自分を抑えて仕事するのってじわじわ心にダメージを与え続ける感じだ。

天職と思っていた「環境」で働くことへの憧れにはしばらく蓋をしよう。20代の頃の私といまの私は、全く違う人間なのだと思うことにした。

いまの仕事でも、恐怖政治のマインドセットが脳裏をよぎる場面がある。トラブルを起こさないよう、自分を抑えて、抑えて、だんだんと心が蝕まれていく感じ。ライスワークと割り切っていても、なんだか病んでいく感じ。このマインドセットをコントロールして、上手く取り扱いできるようになりたいと私は思っている。

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