無題。

無理してシェアする必要なんてないじゃないか。まぁしてないけど。
とんと離れたSNS、徘徊者のように泳ぐだけの僕に波のように寄せては返す言葉。見事に飲まれている。踝くらいの浅瀬で息が出来なくなっている。
とんと増えた煙草。なんなら煙草しか吸っていないし、煙草を吸うだけで満足してしまう。そしてカナヅチ極めた俺。春一番すら煩わしい。

過渡期、過渡期ってやつか。
コブクロにスピッツにアルフィーに心奪われてしまっている僕は今、正に過渡期なのか。
自分とは何か問い掛けても、居留守を使われてしまう。
所ジョージがこんなに男前だったのかとも明け方頃に気付かされて、エラく視野が狭い生き方をしてきたものだと知る。
洗濯物もクシャクシャのまま、誰かの言葉に救いを求めて煙を燻らせている。
この煙のように昇華されたり、灰のように燃え尽きてしまいたい気がする、気がしている内にまた朝が来た。

正解などない。全てが正解。
今なんてものはない。一文字前の、一呼吸、吸い始めから吸い終わった頃には全て過去になる。
過去も未来も現在もいつも隣合わせ。
だけど、息を止めてたら苦しくて吐き出してしまうくらいしか未来は想像出来ない。そこで意識を失うくらいまで息を止めてしまえる根性は持ち合わせていないと思うし、多分馬鹿馬鹿しくなると思う。辛いし。

ここまで書き上げて、何が言いたいのかは分からない。
ただ、一人で消えていく記憶でいつまでも考えるのも嫌だ。
だからここに1つ、印をつける。

今日を一日かけて無駄にしたモヤモヤをここに残して、風呂に入る。

4月20日。

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