雨が全部梅ならば。

西日本を襲った大豪雨から一変、本日快晴なり。
1週間ぶりの青空を見上げながら歩いていると、もう蝉が鳴き出していた。

蝉は残り僅かな寿命で地上に夏の経過を報せる。
イントロからAメロに入り、サビが始まったと思えばとても胸がキュッとなる様な切ないアウトロへと向かう。
この大合唱、夏のフルオーケストラが故に気付かずにいるけれど
地上に、そのステージに上がったとしてグルーヴの合わなかった某は少なからずといるのだろう。
気持ち良く馳せて、そのまま事切れるまで馳せる夢を持った成虫達が志半ばで散っていった者。

7月9日に書きかけで終わってた。

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