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【繋がる】DEATH STRANDINGを経て。

DEATH STRANDING(以下、デスストと省略)…ゲーム業界での異端児(?)、小島秀夫監督率いるKojima Productions制作のゲームである。このゲームは日本では疎か、世界中のゲームアワードで数々の賞を受賞している。
自分は浅はかではあるが、ノーマン・リーダスのファンでノーマンを動かせる一心で、どんなゲームなのか興味を惹かれた(メタルギアシリーズも知らなかった)。

そんなわたしを迎え入れたこのデススト…プレイ当初は異様な感じに見えた。
それは依頼された荷物をひたすら届けるポーターに自分がなるという事だった。

さらに億劫と思ってしまったのが、主人公・サムは初盤はめちゃくちゃ軽い荷物でもコケる!道の岩が邪魔!BTウザい…すぐ流されて死ぬ!(復活するけどw)。
梯子やロープも一から掛けなくてはならないし、ましてや橋や国道、発電機まで自分が作らなくては、依頼された荷物を存分に届ける事が出来ない…もはや自分の心理を試されている? バイクや車を手に入れたとしても、目の前に見知らぬ崖があり落ちる。
( :D)┸┓ワァー ってなるけど、国道を何日も何日もかけて繋げていく。
どんなにしんどくても配達し続けたのはなぜか?

** 自分が必要とされていたから。**

世界中のプレイヤーと繋がりを間接的に持ち、評価される嬉しさ。
その空間にそっといれる。
オンラインで一人で孤独でも、助け合いの居場所。
フレッパーズの暖かい言葉。
自分の存在価値。

ゲームとはかけ離れるが、数年前の自分は自暴自棄になっていて、この世に生まれた事を悔やんでいた。
あらゆる場面で「自分には価値がない」「どうしようもない奴だな」と思っていた。
 そんなわたしにでも、世界中のサムワンからたくさんのいいね👍🏻で評価される。
たとえ孤独でも、人と人の繋がり、支え合いを感じられる。
寄り添える瞬間がそこにはにある。
もっと評価されたい!と辛くてもがんばる(仕事でもせえよw)。

パンデミック後の世界、人種差別問題等で精神が繋がった人々が、共に立ちあがり声を挙げている。それは良い意味で脅威となり、今もなお世界を轟かせている。

自分が微力でも繋がりを持てたなら、今見ている世界はさらに変わるだろう。
混沌な世界を変えるのは、人々の正しい知識・意識と繋がり…デスストをプレイしていなかったら感じてなかったものも少なからずある。
デスストは様々な見方が出来る、教養が詰まったゲームであると思う。

今後は、繋がりを大切に思う気持ち、生かされている自分を意識していくのが目標となりそうだ。

Special Thanks、繋がってくれた人々!!


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