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「状態」と「変化」について

「状態」と「変化」の話について


「悪い」と「良くなっている」は両立する

「良い」と「悪くなっている」は両立する


どういうことなのか?


まずはこの問題を考えてみてほしい


世界人口のうち、極度の貧困にある人も割合は過去20年でどう変わったでしょう?
A  約2倍になった
B  あまり変わっていない
C  約半分になった


出典
第1章 ネガティブ本能「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み|FUCTFULNESS|ハンス・ロスリング/オーラ・ロスリング/アンナ・ロスリング・ロンランド|上杉周作/関美和 訳|日経BP社




正解は「C」である

「A」を選んだ方が多いのではないだろうか?

「C」を選んだ方は正しい世界の見方をしているのだと思う

僕は「A」を選んでいた


確かに極度の貧困の状態にある人はいる。
しかし、それは改善されているのである。

つまり「悪い」状態にあるのは間違いない。しかし、改善され「良くなっている」のである

ニュースでは、一般的に良くないことが多く報道される
今日、〇〇県では交通事故死亡者数が0人でした。
なんて報道していたらその会社は潰れるだろう

そのため、悪いニュースに触れることが多いし、ネガティブなことは頭に残りやすい(ネガティブ本能)

「ネガティブ本能」によって、とんでもない勘違いをしたり、偏った世界の見方をしてしまう

貧困状態にいる人は確かに多くいる。しかし、それは改善され「良くなっている」のである


「変化」に目を向けることはとても重要である



「ネガティブ本能」に陥らないためには以下のことを覚えておくといいのではないかと思う

今の状態が「悪い」場合、

それが「悪くなっている」のか「良くなっている」のか考えよう



また逆もしかり、

今の状態が「良い」場合、

それが「悪くなっている」のか「良くなっている」のか考えよう

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