第一章 はじまり。
当時の私は地方在住で、夫婦共に小中公立出身。
小学校受験の経験がなく挑んだ数ヶ月はほんとに生きた心地がしなかった。
我が子の受験を考え始めたのは年中あたりから。
我が子の性格的に公立だといじめに合うかもしれない、今通ってる園の教育方針だと馴染めないかもしれないと思って、数少ない私立のオープンスクールに出向き説明会だけ参加してたけど特別この時は対策がいるとは思わず……
そこから年長になり、初めて受けた模擬試験の結果に
驚愕した夏。
元々インターナショナルスクールに通っていたのもあって日本語の理解力も乏しい。それに加えて初めてみる問題にフリーズしたのが目に見えて分かった。
我が子にかわいそうな思いをさせてしまったかもしれない。と、思ったと同時に対策塾に通う決心がついた日。
ここからの4ヶ月
我が子は大きく成長してくれて塾も勉強も嫌がることなくこなしてくれたのにこちらの情緒が安定せず。
お互いずっと不安だったと思う。
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